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約1つのラベルと心臓
第n+2話 灰色のコウモリはトレーニングを欠かさない
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から始まってミネストローネになって茶碗蒸しを食べながらヨーグルトをご飯にかけて過ごしていたのね」
「それは無いな」
「そしてそれを真っ黒の髪の子がいただきますなんて言って食べてるのよ?絶対楽しいわよ。この饂飩美味しいし」
「楽しいか?」
「楽しいわよ!根拠がいまいち無いけど」
「おい」
「夏雄君は絶対変な人に思われてるわね。もしかしたら私も。後はそれをどう伸ばしていくかよ。例えばここで夏雄君が、ほっぺたが地球に流星群の如く大量に降ってくる程おいしいたぬき饂飩を作れば英雄になれるかもしれないわよ?たぬきじじいとか」
「それ絶対悪口だろ」
「そうすれば夏雄君が世界を変えられるかもよ。たぬきうどんを1日3食義務付けてもいいし、逆にマルゲリータピザを拝みながら屋根を這い登ることが紙に近づく1手って嘘ついてもいいのよ」
「無茶苦茶じゃねぇか」
「いいのよ。みんながずっと幸せなら、最強の嘘つきよ。たぬきじじい夏雄君」
「結局悪口じゃねぇか」
 夏雄が饂飩を食べ終わると、それから少しして美都子も食べ終わった。
「ごちそうさまでした」
 夏雄はもう言ってある。
 それから夏雄が2人分の器を返却口らしき場所に置き終わった後、


 家に帰ってきた。
 いつものように机の上の付箋を確認する。
(まじな)いに交われば朱は青くなり藍はマジ無いわー』
「ギャル出てくんな」
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