日焼け止めって大切なんだね
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らしている金色の少年が周囲の者に質問する。天然の感じがある彼も、カグラさんのは違うとわかっているようで、皆に確認しているのだった。
「背中とか」
「肩の後ろとか」
「お・・・お尻とか」
「「「「!?」」」」
ウェンディと俺が一般的な部位をあげると、一人からおかしい言葉が放たれる。それを聞いた俺たち全員は、一斉にその少女の方に視線を向けた。
「なるほど、了解了解」
そしてその言葉を鵜呑みにした少年が冷静にうなずくと、瓶を近くにおき、オイルを両手に広げていく。
「え?シェリアマジ?」
「せ・・・攻めるね、シェリア」
隣でオイルを塗ろうとしている俺とウェンディは、最後の部位をあげた少女に驚きの声をあげている。 そりゃそうだ。だってこれからオイルを塗られる本人がそんなことを言うのだから、驚かない方がおかしいというものだ。
「聞いたかソフィア。ちゃんと体の隅々まで塗ってやるからな」
「いいです!!お願いもうやめて!!」
シェリアの言葉を聞いたカグラさんは、今がチャンスと言わんばかりにソフィアの体をまさぐっている。カグラさんか大人びているだけに、百合にしか見えなくてなんか目を奪われる。
「ほい」
「冷たっ!!」
一方隣では、レオンがシェリアの背中に手を押し当てているが、少女はそれが冷たかったようで、体をビクッとさせていた。
「レオン、両手で温めてから付けて」
「ほうほう」
どうやら日焼け止めの塗り方にも決まりがあるらしい。確かにこんなのいきなりつけられたら冷たくて仕方ないな。納得したレオンと同じように俺も両手を合わせて手を温めておく。
「行くよ、ウェンディ」
「うん・・・」
大きく深呼吸をして気持ちを落ち着けた後、目の前の少女の背中にそれを塗っていく。なんだろ、すげぇドキドキする。
「ほれほれほれ」
「ちょっとぉ!!中はやめてよぉ!!」
変な気持ちにならないように気を付けながらウェンディの背中を触っていると、目の前ではまだ幼さが残る少女を成長し切った女性が体を乗せ、身動きを封じつつパンツの中に手をいれ、揉みしだいている。
「これくらい?」
「うん!!ありがとね」
隣のペアはちょうどいい温度までなった日焼け止めをシェリアの背中に塗り始めていたところだった。ただ、レオンがさっきのシェリアの言葉を信じており、お尻にもオイルを塗っていて、見てて恥ずかしくなってきた。
「し・・・シリル」
「ん?何?」
他のペアの危険な匂いがする日焼け止め塗りに顔を赤くしていると、俺のペアの少女から声をかけられる。
「その・・・もし塗りたかったら・・・お尻やってもいいよ?」
「!!」
可愛らしい少女の大胆なお誘い。何?まさかウェンディも周りに毒
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