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魔法少女リリカルなのは -Second Transmigration-
第4話 孤独をうめる
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いた。あとは少しでもこの子の不安を取り除ければいいんだけど……


「じーっ……」

「…?どうし……」

「えいっ♪」

ギュッ


なのははいきなり俺に抱きついてきた。俺は少し体が後ろにいったが、その場に止まった。


「なのは?」

「な〜に?」

「えっと……いきなりどうしたんだ?」

「なんとなく♪」

「はぁ…?」


なんとなくで抱きつくのか?……まぁ、いいけどさ。


「ただいま。悪いな2人とも。もう少しで恭也来るからさ、それまで待ってt……」


そこへ父さんが帰ってきて、今の状態が見られた。それを悟ったのか、父さんはニヤニヤと笑いながら見てきた。


「( ̄  ̄)……( ̄ー ̄)ニヤ」

「……なんだよ父さん?」

「いや〜、お前も隅には置けないな悠里?なのはちゃんからそんな事されるなんて……」

「あっそう。……なのは、ご飯の準備するから離れてくれない?」

「え〜…」

「え〜、じゃない。……ほら、さっさとする」

「は〜い……」


なのはは渋々と俺から離れる。……というかホント、何故抱きついてきたんだ?どうでもいいけど。

「それにしてもいい雰囲気だったな。なんかあったのか?」

「別に。大したことじゃないし」

「本当か〜?どうなんだなのはちゃん?」

「えっと……その……」

「父さん、あんまりしつこいと飯抜くから」

「えっ?ちょっと待てよ、なんか扱い酷くない悠里!?」


後ろで何か言ってる父さんを無視して、俺は料理を温め直した。何はともあれ、今日も平和だ。




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