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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(碧篇)
第113話
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ねー。」

リタは静かな表情で頷き、キーアは無邪気な笑顔で言い

「ヨルグならいずれ、有益な情報をもたらすだろう。まあ、過度な期待はせずに連絡を待っているがいい。」

ツァイトはロイド達を見回して言った。

「まあ、僕達の傍に全部知っていそうな人はいるんだけどねえ?」

「え、えっと……キーアの事……?」

そしてワジは口元に笑みを浮かべてキーアを見つめ、見つめられたキーアは冷や汗をかいて苦笑し

「しつこいぞ、ワジ。―――さてと。そろそろ鉱山町に向かうか。ランディとも合流したいし、エルミナ大尉達とも接触しておきたいしな。」

ロイドは呆れた表情でワジを睨んだ後提案し

「フフ……それじゃあ行こうか。」

ワジは口元に笑みを浮かべた後頷いた。



そしてロイド達は人形工房を後にした…………
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