第113話
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…!?」
「……………」
ヨルグの話を聞いたロイドは驚き、エオリアは真剣な表情で黙り込み
「実際、他の使徒や執行者がそちらの方で動き始めていてね。騎士団がクロスベルにそこまで戦力を割けないのはその辺りが理由だったりするのさ。」
ワジは疲れた表情で説明した後真剣な表情になった。
「そうだったのか………」
「オリビエさんやミュラーさんが無事だといいですね……」
「……大陸全土で色々なことが起こりすぎているみたいですね。」
ワジの説明を聞いたロイドは複雑そうな表情をし、リタは目を伏せて呟き、ティオは不安そうな表情で言った。
「だが、非常に厄介な三名が未だクロスベルに残っている。それも結社の中でも指折りの実力者たちだ。」
「”道化師”カンパネルラ……そして”使徒”と呼ばれるノバルティスという博士とアリアンロードという女性ですね。」
ヨルグの話を聞いたロイドは真剣な表情で呟き
「……………」
エオリアは複雑そうな表情で黙り込み
「あの女性は一体何者なんですか?主について行ける動きや反応といい……とても人の業とは思えません。」
リタはヨルグに尋ねた。
「わしも詳しくは知らぬ。ただ、凄まじい槍技を使い、仁義にも篤い人物として”結社”では知られている。付き従っていた戦乙女たちは皆、彼女が何処からか見出した上で稽古を付けていたらしくてな。一人一人が”執行者”に迫るほどの実力を持っていたらしい。」
「あのレーヴェさんと同じくらい……」
「道理で強いはずよ……」
ヨルグの説明を聞いたティオは驚き、エオリアは疲れた表情で溜息を吐き
「まあ、”執行者”の能力は戦闘だけじゃないみたいだけど……それにしても”怪盗紳士”を含めて計7人も厄介な相手が協力してるわけか。参ったね、こりゃ……リベールの”異変”並みじゃないか。」
ワジは真剣な表情で考え込んだ後、溜息を吐いた。
「―――いや、先程上げた名前の三名だけだ。”怪盗紳士”と”第七柱”に付き従っていた戦乙女達はクロスベル襲撃の時に”黄金の戦王”や”蒼銀の魔剣姫”が窮地に陥った時に駆け付けた仲間達の手によって命を落としている。」
「なっ!?」
「あの”怪盗紳士”や戦乙女達が……」
ヨルグの話を聞いたロイドやエオリアは驚き
「……それどころか”第七柱”自身も”黄金の戦王”や”戦鬼”を名乗る者、そして他2名と戦って手酷い傷を負って撤退したそうだ。」
「きょ、局長達があの女性を退けたのですか……!?」
「まさかヴァイスさん達がそこまで強いなんて……」
「えへへ……警察の一番エライ人だから、凄い強いねー。」
「まあ……」
「へえ……あの”赤
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