外伝〜ベルガード門制圧作戦〜後篇
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イーネに背を向けて逃亡しようとしたその時!
「恐怖に慄きなさい。サヨウナラ♪」
「ギャアアアアアアアアアアア――――――ッ!?」
ルイーネが一瞬で兵士達に詰め寄ってSクラフト――カドラツヴァイを放って兵士達の全身を兵士達自身の血で真っ赤に染めて気を失わせた!
「お、恐ろしい……!」
「これが”微笑みの剣妃”………!」
それを見ていた警備隊員達は畏怖の目でルイーネを見つめ
「フフ、手を止めていないで、ちゃんと働きなさい♪」
「イエス・マム!!」
微笑みながら言ったルイーネの言葉を聞いて返事をした後戦闘を再開した!
「ク、クソ……装甲車がもっと使えれば……!」
「何で肝心な時に使えないんだよ!?」
国防軍も装甲車を使って反撃しようとしていたが、ほとんどの装甲車は作戦開始の数日前に潜入したリーシャの工作活動によってメンフィル帝国が開発した導力が一切動かなくなる装置――――かつてレンがグランセルでの”お茶会”事件の際にクーデターを起こそうとしていたカノーネに渡した導力を無効化する装置の完成版の装置を仕掛けられ、その装置が起動し始めた事によって装甲車は動かなくなっていたため、ほとんどの国防軍の兵士達は白兵戦を強いられていた。
「”六銃士”を狙えっ!!」
そしてリーシャの工作活動の時に定時哨戒によってリーシャの工作活動を逃れ、動ける装甲車は大暴れをしているギュランドロス達に狙いを定めたが
「―――させるか!」
「集中攻撃をして装甲車を無力化しろ!!」
ギュランドロス達率いる警備隊の装甲車の軍団の砲撃やミサイルの集中攻撃によって国防軍が使える数少ない装甲車は爆発した後炎上し始めた!
「ぐあああっ!?」
「ぎゃああっ!?」
「うわあああっ!?」
「ク、クソ……同じ数だったら、互角に戦えたのに……!」
爆発が起こった際の衝撃に巻き込まれた兵士達は悲鳴を上げながら吹っ飛ばされ、さらに装甲車の中から兵士達が次々と現れたが
「撃て(ファイアー)!!」
「ががっ!?」
「ぎゃっ!?」
その時を待っていた装甲車の背後に待機していた警備隊員達の一斉銃撃によって怯み
「突撃開始!今こそ”六銃士”達に鍛え上げられた俺達の力………国防軍に見せつけてやるぞっ!」
「今この場にはいないエルミナ大尉やミレイユ三尉、そして多くの仲間達の分と共に戦うわよっ!」
「イエス・サー(マム)!!」
「ぐああああっ!?」
「うわあああっ!?」
次々と突撃して行ったり、アーツ攻撃や銃撃を放つ警備隊員達の電光石火かつ圧倒的な連携攻撃によって次々と制圧されて行った!
外の戦闘によって国防軍の兵士達による阿鼻叫
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