外伝〜ベルガード門制圧作戦〜中篇
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「う………あ……………ごめ……ん……ね……フラ……ン…………………」
爆発に呑みこまれたノエルは脇腹から大量の血を噴出させながら地面に倒れて気を失った!
「……………………」
気孔による体格の操作をしなくなったことで全力が出せるようになり、放つ事が可能になった”銀”の最終奥義―――――裏桜花炸光を放ち終えたリーシャは自分の剣にこびりついているソーニャやノエルの血を一振りして飛び散らせ、そして二人の応急手当てをして拘束した。するとその時外から喧騒や悲鳴、銃撃に武器と武器がぶつかり合う音が聞こえ始めた!
「……どうやら始まったようね………」
近くの窓から戦闘を開始した警備隊と国防軍を見たリーシャは静かな口調で呟いた。するとその時複数のエニグマが鳴りはじめ、リーシャは鳴り続けている自分のエニグマで通信を開始し
「―――はい、リーシャです。……………ルイーネさんでしたか…………ええ……ええ……こちらは今、ソーニャ司令とノエルさんを制圧し終えた所です……はい…………はい……………わかりました……では私はこのまま砦内での攪乱戦を続行します。」
通信を終えたリーシャはエニグマを元の位置に戻して部屋の出入り口を見つめ
「―――リーシャ・マオ、これより砦内の兵士達の調伏を始めます……!」
決意の表情で声を上げた後、リーシャは部屋から疾風のような速さで出て行き、リーシャが部屋を出て行くと、部屋の中には気を失い、血だまりの中に倒れて拘束されたソーニャとノエルのエニグマが鳴り続けていた。
今ここに!”東方の魔人”と恐れられる”銀”――――リーシャ・マオの真の実力が存分に発揮される戦いとギュランドロス達――――”六銃士”率いる警備隊員達の国防軍への反撃が始まった………!
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