外伝〜ベルガード門制圧作戦〜前篇
[5/5]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
消えた女性達は一体何者ですか!?それにあの戦艦や”竜”は一体……!?」
マリアベルは驚きの表情で叫んだ後唇を噛みしめ
「……………………………ベルガード門への救援はどうしますか。このままですとベルガード門どころか、警察学校、さらには西クロスベル街道の結界が届いていない地域全てが制圧されますが。」
アリオスは厳しい表情で黙って端末の画面を見続けていた後重々しい様子を纏って呟いた。
「ええい、こうなったら残りの”神機”や出せる限りの兵士達を向かわせろ!”赤い星座”も出撃させろ!」
アリオスの言葉を聞いたディーター大統領は怒りの表情で叫んだが
「……ですがそうなるとタングラム門の守りが薄くなり、その事に気付いた共和国軍やアルモリカ方面に潜伏している”六銃士派”が襲撃して来る恐れも出てくる上……先程のように”神機”を再び破壊される恐れもありますが。」
「グッ………!………仕方ない。西クロスベル街道方面は諦める。いくらメンフィルが化物じみていてもこの市内を包む結界は超える事は不可能だ。メンフィルが結界を前に立ち往生している間に”結社”に新たな”神機”を注文し、量産してもらい、量産後の”神機”の軍団で”英雄王”達もろとも裁きを与えてくれる!!」
アリオスの警告を聞いて唇を噛みしめながら呟いた後怒りの表情で叫んだ。
〜ガレリア要塞跡・ベルガード門間〜
「よぉし、ここからは俺達の出番だ!!俺達のベルガード門を国防軍共から取り返すぞっ!!」
「さあ!あたし達の底力、見せてやるよっ!!」
「警備隊総員、突撃開始!!」
それを見たギュランドロスは口元に笑みを浮かべた後、パティルナやルイーネと共に武器をベルガード門に向けて警備隊員に大号令をかけ
「イエス・サー(マム)!!」
ギュランドロスの号令に答えた装甲車に乗り込んでいる警備隊員達は馬に騎乗し、突撃して行くギュランドロスやルイーネ、パティルナと共に装甲車を走らせてベルガード門に向かって突撃し始めた………!
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ