外伝〜ベルガード門制圧作戦〜前篇
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現れ、そこには白色の”アイオーン”が映っていた。
「――――主砲並びに全砲門、開門。目標は白の”神機”。”ヴァリアント”並びに”フォーミダブル”、”歪竜”部隊は白の”神機”を集中攻撃せよ。」
「ハッ!」
それを見たシェラは淡々とした口調で指示を出すと共に目にも止まらぬ速さの指捌きで複数の端末を操作し始め、兵達はそれぞれの端末を操作したり通信でどこかに指示を出したりしていた。すると”モルテニア”に装着されてある砲門から次々とミサイルが発射されると共に主砲がエネルギーをチャージし始め、さらに周囲に滞空している”ヴァリアント”と”フォーミダブル”や”歪竜”達が次々と砲撃や高純粋魔力が込められたエネルギーを放って、全ての攻撃は白色の”アイオーン”を襲ったが、アイオーンは全て片腕を振るって巨大な結界を展開して自分に来る攻撃を防いだ。しかし―――
〜モルテニア・甲板〜
「クロイス家の者達よ!本物の”神”の力、そして我らメンフィルの力を知るがよい!これぞ、余に秘められし真なる力!クロースシエル!!」
甲板にいるリフィアは巨大な光の奔流を白色のアイオーンに解き放った。するとアイオーンは再び結界を展開して自分を襲う光の奔流を防御し続けたが
「余の力はその程度ではなーい!!」
光の奔流を放ち続けるリフィアはさらに威力を上げて、放ち続けた。すると結界を展開していたアイオーンはゆっくりと圧され始め、追撃するかのようにモルテニアから次々とミサイルが発射され、搭載されてある小型の砲口からも砲撃が次々と放たれ、さらにチャージを終えた主砲による砲撃が行われ、”ヴァリアント”と”フォーミダブル”の怒涛の砲撃や”歪竜”達のエネルギーが休む事なく結界を攻撃し続け、圧しつづけていると、アイオーンが展開し続ける結界に小さな罅が入りはじめた!
〜オルキスタワー〜
「ば、馬鹿な……!?”神”の力を受けた”ゴルディアス級”………しかも最終型が圧されるだと!?」
「そ、そんな……!?お、お願い……!耐えて……!」
一方その頃、状況を見ていたノバルティスは信じられない表情をし、アイオーンを操っていたキーアは表情を青褪めさせた後、必死の表情で全身からより一層強い神秘的な光を放ち続けていた。
〜モルテニア・甲板〜
「混沌を司る大いなる我が主神よ……今こそ、ここに姿を顕せ!!」
「エルフの母たる我が主神よ……我が呼びかけに応え、今ここに!!」
キーアが必死でアイオーンが展開する結界の強度を高めていたその時、リフィアの側で全身に膨大な魔力を宿したペテレーネとシルフィエッタは祈りを捧げ終えた。すると白色のアイオーンの近くの空間が歪んだ後
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