第112話
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しく協力を頼むよ。」
「あ、ありがとうございますっ!」
ロイドの返事を聞いたフランは嬉しそうな表情で声を上げ
「フランさん、よかったですね。」
「わーい、今度はフランとも一緒だね♪」
ティオは静かな笑みを浮かべ、キーアは嬉しそうな表情をし
「フフ、アッバスの仕事も少しは楽になりそうかな。」
ワジは口元に笑みを浮かべて言った。
「話がまとまったようね……だったら、フラン。今の内に荷物をとりにいったら?着替えくらいは必要でしょう?」
「い、急いで荷物を取ってこなくちゃ!ちょ、ちょっとだけ待っててくださいね!」
そしてエルファティシアに促されたフランは驚いた後慌てた様子で遺跡内に走って行った。
「はは……」
「フム、なかなか賑やかになりそうだな。」
その様子を見ていたロイドは苦笑し、ツァイトは呟き
「メルカバの中も少しは華やぎそうだね。」
ワジは口元に笑みを浮かべて言った。
「―――そうだ、チキさん。リーシャはどこにいるんですか?」
その時ある事を思い出したロイドはチキに尋ね
「そういえばさっきから全然姿を見かけませんよね……?」
ロイドの疑問を聞いたティオは周囲を見回して不思議そうな表情をした。
「……銀様は……………ベルガード門で工作活動をする為に3日前にこちらを離れ………その後……『ベルガード門制圧作戦』に参加する予定となっておりまして………現在は……ガレリア要塞跡まで進軍し終えたご主人様達――――メンフィル帝国軍に合流し終えたと昨日の定時報告にありました………」
「なっ!?」
「まさか……メンフィル帝国軍……いや、『ゼムリア同盟軍』がついに本格的なクロスベル侵攻を始めるのかい?」
チキの話を聞いたロイドは驚き、ワジは真剣な表情で尋ねた。
「いや、今回進軍してきているのはメンフィル帝国軍とギュランドロス達率いる警備隊の混合軍だ。」
「とは言ってもメンフィル帝国軍は正規軍1個師団に加えて機工軍団が1個師団、さらに”英雄王”リウイ皇帝、”聖皇妃”イリーナ皇妃、”闇の聖女”ペテレーネ神官長、”空の覇者”ファーミシルス大将軍、”破壊の女神”シェラ元帥、”聖魔皇女”リフィア皇女、”殲滅天使”レン皇女、”ルリエンの娘”シルフィエッタ皇妃、”紅の殲滅姫(クリムゾン・ルインプリンセス)”セオビット大尉が出撃し、そこに”癒しの聖女”ティア神官長やユイドラ領主の娘達やセシルが同行している形となっています。」
「そんな……まさかリウイ陛下どころかファーミシルス大将軍やシェラ元帥まで直々に来るなんて………」
ヴァイスとアルの説明を聞いたティオは表情を青褪めさせ
「そこに加えてギュランドロス司令達率いる警備隊だろ?
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