第111話
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「ギャンッ!?」
ヴァイスとアルはコンビクラフトで魔獣達を全て滅し、多くの猟兵達はあっという間に絶命し、その場で生きているのはたった一人だった!
「ク、クソ――――――――――ッ!!」
自分以外全滅した状況を見た猟兵は懐から爆弾を出してヴァイス達に投擲したが
「させん!風弓!!」
「なっ!?」
投擲された爆弾はメイメイが放った風を纏った矢によって吹っ飛ばされて誰もいない場所で爆発し
「ハアッ!!」
ヴァイスは猟兵に詰め寄って斬撃を放ち
「!?ギャアアアアアアアアア―――――――――――ッ!?」
ヴァイスの斬撃によって片腕を斬りおとされた猟兵は悲鳴を上げた!
「きょ、局長……アル警視……!それにエルファティシアさんや局長達の協力者の方々も……!」
「それに”ラギール商会”の店長や売り子もいるね。」
ヴァイス達を見たロイドは驚き、ワジは真剣な表情をし
「「………………………」」
キーアとティオは猟兵達の死体を見て辛そうな表情で黙り込み
「電光石火の連携攻撃だったわね………」
「ええ………」
エオリアとリタは真剣な表情でヴァイス達を見つめていた。
「ば、馬鹿な………俺達が狩られる側だったというのか……!」
そして片腕がなくなった猟兵は地面に膝をついて信じられない表情をした。
「………この程度の数で私達を……制圧できると思うなんて……随分馬鹿にされたものですね……」
チキは静かな口調で呟き
「ロイド達もいる事だし、今日は”このくらい”で勘弁しておいてやろう。――――ディーターや”赤の戦鬼”達に伝えておけ………―――貴様ら全員、いずれ俺達”六銃士”によって滅ぼされる運命だと!とっととクロスベル市に尻尾を巻いて逃げ帰れ、三下!」
ヴァイスは猟兵に大剣を突き付けて不敵な笑みを浮かべて声を上げた後片手を上げた。するとミスティが開閉装置を操作して閉じられた門を開け
「おのれ………!……………貴様のその言葉……いずれ後悔させてやるっ!!」
猟兵は怒りの表情でヴァイスを睨んで叫んだ後、ロイド達に背を向けて走り去って行った……………!
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