6話 戦闘後
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たフォークを使って器用に刺して食べる。
「それでエミル様が持っているグリーフシードがソウルジェムの穢れを取り除く唯一の道具ですか」
「そうよ。だから大勢で行動するとその分グリーフシードの分け前が少くなるの。だから、まどかと美樹さやかには契約してほしくないの。」
「そんな言い方ないでしょ!」
「私は事実を言っただけ、二人は巴マミと同じように死と隣合わせの戦いをしたいの?」
「それは…」
「それと巴マミ。今日を最後に魔法少女見学コースを終わりにしなさい」
「ど、どうして!?」
「あなたのせいで二人は危険な目に遭ったの」
ほむらはまどかとは言わずあえて二人と言った。
まどかだけだとさやかが突っかかるからだ。
「エミルが助けてくれなかったらあなたは死んで、最悪二人も死んでいたのよ」
「ほむらちゃんそんな言い方…」
「ならまどかが代わりに魔女と戦うの?」
まどかは黙ってしまう。
「私はそんなことはさせたくない。魔法少女になった瞬間、死ぬ魔法少女もいたのよ。だから魔法少女になるのはやめなさい」
ほむらの言い分は正しく、これ以上まどかに危険な目に逢わせたくない。
その後お開きになってそれぞれ自分の家に帰る。
「(エミル様)」
「(なに?テネブラエ)」
「(ほむらさんの事についてですが)」
「(確かに言っていることはわかるけど、もう少し言い方があるって思った)」
エミルとテネブラエはテレパシーを通して帰路を歩いていた。
「(マミさんも泣くのを堪えていましたし)」
「(先輩…すごく可哀想だった)」
「(私達が出来ることはなんでしょうかね…)」
「(出来ること…)」
エミルは歩くのをやめる。
「(エミル様?)」
「(ごめんテネブラエ、先輩の家に戻るよ)」
「(わかりました)」
エミルはマミの家まで走る。
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