6話 戦闘後
[2/3]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
闇。ラタトスク様は騎士以外に我々センチュリオンを従わせています。ちなみに私は闇属性の魔物を配下にしています」
「闇以外の魔物は召喚はできるの?」
「いえ、私が召喚できる配下は闇属性だけです。」
「まるで使い魔ね」
「失敬な!私をあんな下級の魔物と一緒にしないでください!」
センチュリオンとしての誇りを持っているテネブラエは魔物と一緒され、ほむらの言葉に反論する。
「(テネブラエいいの?僕がラタトスクだってこと言わなくて)」
「(今、真実を明かすのは得策ではありません。エミル様はラタトスクの騎士ということにすれば納得するでしょう)」
「(ちょっと複雑だな…)」
「エミル君。そのラタトスクっていう人を守る騎士様だったんだ」
「う、うん。僕はラタトスクと契約して戦う力を貰ったんだ」
みんなには悪いがここは騙されておいてもらおう。
彼自身も最初は騙されていたが今思うにラタトスクを守る騎士なら納得出来るからだ。
「それで、なんでそのこと隠してたの?」
さやかはエミルを睨むように見る。
当然だ、いきなり魔女と戦える力が持ってなんておかしいと思っていた。
「エミル様が魔法少女のような力があると言ったら信じましたか?」
「それはそうだけど…」
「エミル様は皆さんを巻き込みたくなかったのです。もしラタトスク様の力をみせたら皆さんを傷付けるかもしれませんでしたから」
「さやかちゃん、エミル君をそんなに責めないで。エミル君のおかげでマミさんや私達が助かったんだよ?」
「うん…ありがとうエミル。それとごめん」
「気にしないで、みんな無事だったから」
「私もいいかしら?」
ほむらが質問してきた。
「契約に関してだけどエミル以外の人は可能なの?」
「残念ながら契約できるのはエミル様ただ一人だけです」
「なぜエミルだけなの?」
「ラタトスクの騎士になれるのは選ばれた人間のみです」
「なら他の人も出来るんじゃないのかしら?」
「騎士になれるのかラタトスク様に認められた者のみ。エミル様だけが唯一騎士になれることを許されたのです」
「なるほどね」
まだ言い足りないと感じていが一応納得してもらった。ここまで食い下がるとは思わなかったが誤魔化す内容はまだあったので問題はなかった。
「それと私にも魔法少女というものを説明していいだけますか?」
「いいわよ」
「(魔法少女は魔女になる事とソウルジェムは心臓ということは黙っていよう)」
ほむらはテネブラエに魔法少女と魔女について説明する。
「なるほど…魔女は絶望を生み出し、魔法少女は希望を生み出す」
テネブラエはマミが用意したケーキを尻尾に持っ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ