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DQ3 そして現実へ…〜もう一人の転生者(別視点)
打倒 中間管理職!
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をしちゃ」
やばい楽しい!
自分より強いと分かっている相手を馬鹿にするのって楽しい!

「お、おのれバカにしおって!!き、キサマら全員、滅ぼしてくれるわ!!」
「それ、さっき聞いた!」
ボキャブラリーが乏しいのよ。
だって(バク)だもん!(笑)

しかし怒った(バク)は猛然と攻撃を仕掛けてきた!
だが狙いはお父さん…
馬鹿にした人間を躍起になって狙ってる。

しかし全然当たりはしない。
素人が見ても分かる…実力が違いすぎるのだ。
何だあの男は?

思わず戦うのを忘れてしまった私達…
少し間を置いてアルルさんが思い出す…そして慌てて攻撃を開始するのだ。
それでも(バク)はお父さんだけを攻撃する。
余程頭にきたのだろう。

「おのれ…チョコマカと動きおって!」
だがヤツも馬鹿じゃない。
広範囲魔法を唱え纏めて吹き飛ばすつもりのようだ。

いち早く気が付いたお母さんが速攻でマホカンタを唱える。
私も細波の杖でマホカンタを作り出し、ウルフにマホカンタを唱える様目で合図する。
数瞬遅れたが、(バク)のイオナズンより前にマホカンタを張る事が出来た。

「イオナズン!」
強烈な爆発が周囲を吹き飛ばす。
マホカンタを張った私達は問題なく無事だった…

しかしマホカンタを張ってない方々は無事ではすまない……ハズなのに、軽やかなステップでアルルさんやハツキさん・モニカさん・ラーミア・ミニモンを爆心地から救い出すお父さん!

被害にあったのはお兄ちゃんとカンダタだけ。
しかもお兄ちゃんは掠り傷程度だし…
大被害はカンダタだけだし…
そのカンダタも、直ぐ様お兄ちゃんに回復してもらってるし…

中間管理職(バラモス)中間管理職(バラモス)で、跳ね返ってきたイオナズンで満身創痍。
ちょっと中間管理職(バラモス)が哀れに感じてきたわ…

トドメにゃ背後からアルルさんにグサリとやられ、
「ぐはぁぁぁ………!!」
と叫んで崩れ落ちた。

「終わりよ、魔王バラモス!」
「ぐぅ………お、おのれ…アルル……ワ、ワシは諦めぬぞ………」
そうね…ホネホネになって復活するわよね…しぶとい。




「…や、やったの…?私達…バラモスを倒したの?」
禍々しい妖気が少し緩み、アルルさんが呆然と呟く。
「あぁ…そうだよアルル、君はバラモスを倒したんだ!おめでとう勇者アルル。遂に悲願を達成したんだよ!」
お兄ちゃんはここぞとばかりにイチャつき、熱いキスでポイントを稼ぐ。

カンダタもモニカさんと共に抱き合い喜び叫んでる。
勿論ウルフもハツキさん達と共に喜んでおります…
しかし私は喜べない。
ヤツが中間管理職であることを知っているから…

「あ、あ
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