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DQ3 そして現実へ…〜もう一人の転生者(別視点)
打倒 中間管理職!
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『臭いがする』など、勝手なことを言っていたお父さんが、最後は綺麗に纏めて終わらせた…
ずるい!!
中間管理職
(
バラモス
)
の邸宅で半日以上スパーキングした為、1人以外お疲れモード。
丁度良い袋小路だし、ここで一家団欒タイムとしけ込みます。
お母さんが食事の容易をし、お父さんが子供達をからかい団欒する…
「父さん…本当は安全だと確信してたんですよね!?」
「確信は無い!何事も結果を見なきゃ分からないじゃん!?でも大丈夫なんじゃないかなぁ〜…とは思ってたよ」
こう言う時こそ嘘でも『当然だよ』って言えば良いのに…
お兄ちゃんは頭を押さえ首を振ってる。
本当は信じたいんだと思う…尊敬したいんだと思う…
でも、それをさせないのが私達のお父さん。
「父さん…」
お兄ちゃんも黙ってシカトすれば楽なのに、何かを言おうと言葉を探す。
「ティミーこれで良いんだ!」
だが、今日は何となくダンディーなカンダタが、お兄ちゃんを諭す様に言葉を遮った。
「俺は戦力外になっていた…武器を無くした俺には何も期待出来ないだろ!だから盾として使われても良いと本気で思ったんだ…此処まで来て一旦町へ戻る事は出来ない。俺の事など使い捨ての盾と思い先に進むべきだと!」
「「そんな事出来る訳無い!」」
イチャラブ真面目バカップルが声を揃えて反論する。
「フッ…ありがとう2人とも。そうなんだ…お前もアルルも優しいから、俺の事を使い捨てにはしないだろう!そうなると武器のない俺はトコトン役立たずだ…町に戻れば、バラモス討伐を遅らせる役立たず…強行すれば、戦力にならない上、守らなければならない役立たず…だが偶然なのか必然なのか、直ぐ側に宝箱が!しかも旦那が中身は凄いアイテムだと言い切った!」
しみじみ語るカンダタ…
ガツガツ食事をする幼女…コイツうざい!
「俺はアルル達と共にバラモスを倒し世界を平和にすると誓った。だったら宝箱は俺が責任もって開けなければならないんだ!何故なら、このままでは役立たず…そんな役立たずからの脱却に尽力せねば、俺は何時まで経っても役立たずのままだから!」
何だかんだ言っても
漢
(
おとこ
)
ね…モニカさんが惚れたのも頷けるわ。
「でも今の俺は違うぜ!勇者一行の仲間として活躍してやるからな!」
「カンダタさんは最初からずっと活躍してましたよ!役立たずじゃ無い!」
…なんか良いわね、こう言うの。
「そうだよ、カンダタは役立たずなんかじゃ無いよ。身を呈してミニモンを守ってくれたお前は重要な戦力だよ」
うん。私達は良い家族だ!
仲間という素晴らしい家族なのだ!
ミニモンもそれが分かったのだろう…
お父さんに抱き上げられ、幸せそうに膝の上で落ち着く。
しかし…
突然、口の周りに食べ
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