5話目 青い龍
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の“スパーク”とギャラドスの“かみつく”がぶつかる。技同士のぶつかりによって、互いの技が相殺される。
「KK! やられる前にやれ!」
互いの技が相殺された直後、ギャラドスがラクライに素早く巻き付いて締め上げる。さらにギャラドスがもつ鋭い牙でラクライに噛みついた。
「ラクライ! “スパーク”」
「KK! なんとかしろ!」
帯電し始めたラクライを、ギャラドスは空中に放り投げた。さらに、ギャラドスは空中に追撃をしかけにいった。
グレイはラクライの技“スパーク”が終わった直後の大きな隙を突きたかったので、ギャラドスの追撃をとめようと思ったが、一瞬考えてからやめた。ギャラドスの意思を尊重し、追撃の方向で指示を出す。
「KK! “かみつく”」
ラクライは空中を自由に移動できないため、“スパーク”で発生させた電気で身を守るしかない。
ギャラドスの“かみつく”でラクライの“スパーク”が相殺される。
「ラクライ! “でんじは”」
「KK! 吹っ飛ばせ!」
グレイは攻撃ではなく回避を指示することも本当はできたが、とにかくギャラドスを喜ばせる指示を出すことに決めた。
ラクライは技“スパーク”を使い終わった直後であり、次の技をすぐには放てない。
ラクライの“でんじは”が決まる前に、ギャラドスが頭突きをかまし、ラクライを地面に強く叩きつけた。
ラクライが激突した地面の石畳は砕けて剥がれた。
相手のラクライは起き上がる気配がない。体力が尽き、戦闘不能となって倒れたのだ。
ギャラドスの勝利である。
相手トレーナーは2体目のポケモンとして、カビゴンを繰り出した。
カビゴン、いねむりポケモン。二足歩行で、丸く太った怪獣のようなポケモンである。動きは遅いが、体力がとてもあり、力も強いポケモンである。重さが460.0kgもあり、ポケモンの中ではかなり重い部類に入る。
「KK! 攻撃」
「カビゴン! “まるくなる”」
相手トレーナーはカビゴンに、自身の防御力を高める効果がある技“まるくなる”を指示した。
カビゴンが“まるくなる”を使っている間に、ギャラドスは頭突きをかまし、攻撃技“かみつく”をくらわし、長い胴体を使って尻尾を叩きつけた。
体重の差だろうか、先ほどのラクライとは違い、カビゴンは吹っ飛ばなかった。
「カビゴン! “たいあたり”」
「KK! “かみつく”! とにかく攻撃!」
相手のカビゴンの攻撃技“たいあたり”を防ぐことは考えず、ギャラドスは思いっきり“かみつく”を決めた。少し遅れてカビゴンの“たいあたり”が直撃する。
カビゴンが“たいあたり”を使い終わった直後の隙に、ギャラドスはカビゴンの首に巻き付いて締め上げ、攻撃技“かみつく”をくらわす。
「カビゴン! 爪で攻撃しろ!」
相手のカビ
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