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STARDUST唐eLAMEHAZE
第二部 WONDERING DESTINY
CHAPTER#6
SILVER CHARIOT 〜Crescent Knight〜
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白身の魚。
 全長13p位の、食用蛙の姿焼き。
 薄味の非常にシンプルな貝の蒸し物。
「全然違うじゃないのよ……」
「一体どこの朝飯前だったんだボケジジイ……」
盟友(とも)よ……」
 円卓に並べられた4つの料理に、
3者が嘆息と共にそう漏らしたのはほぼ同時。
「……」
 社交的だった青年も流石に言葉がないのか、
目の前の丸焼きになった蛙を呆然とみつめている。
「ハ、ハハハハハハハハハハハハハハ。
ま、まぁ……いいじゃあないか。
みんなで食べよう。ここはワシのオゴリという事でな」
 ジョセフは無邪気な子供のようにそう誤魔化すと、
傍の青年に箸を取るよう勧める。
「何を注文しても結構美味いモノよ。此処香港は食の都だからな。
ワハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ」
 そう言って快活に笑いながら、ジョセフは積極的に円卓を廻す。
 フランス人の青年は、目の前で止まる料理に適当に箸を付けていたが、
やがて無数の野菜の飾り切りで彩られた中華前菜盛り合わせが目の前で止まると、
おもむろにソレに箸を伸ばし、口を開く。
「ほう。コレは素晴らしい。まさに熟練の職人芸。手練の手捌きだ」
 そう言ってその飾り切りの中の一つを、箸で器用に摘み上げる。
 ソレは、星の形をした人参。
「私はこう見えて、刃物の扱いには少々うるさい方でしてね。
簡単そうに見えて、ここまで整ったカタチに仕上げるのは難しい」
「ほほう。失礼ながら、貴方の仕事はコックか何かですかな?」
 青年の言葉にジョセフが応じる。
「いいえ、ですがこのカタチを見ているとどうも、
失礼ながら “アノ方” を想い出してしまいましてね」
「アノ方?」
「フフ……そう。私のこの世で最も尊敬すべき、偉大なる御方。
ソノ方の 「首筋」 にも、コレと同じような 『星形』 の痣が刻まれているのですよ……」
 静かに告げられた、銀髪の青年の言葉。
「ッッ!!」
「!!」
「!?」
 一変する、周囲の雰囲気。
「貴様……! まさか新手の……ッ!」
 歴戦の 『スタンド使い』 であるが故に、咄嗟に身構えようとする花京院に向け、
銀髪の男は挑発的に、星の飾り切りを己の首筋に押し当てる。
 その刹那!
 目の前の鍋が突如沸騰したかのように湧き上がり、
ソコから飛び出してくる白銀の一閃。
「ジョセフッ!」
「盟友よ!」
 眼前の変異にシャナとアラストールが声をあげたのはほぼ同時。
 ジョセフに向かって撃ち放たれた白銀の一撃が、
冷たく研ぎ澄まされた細剣(サーベル)だと気づいたのは遙か後。
 その半円状の護拳の付いた白銀の柄を握り締めるのは、
同じくその指先までもが白銀の甲冑で覆われた 『もうひとつの手』
「グ……ウゥゥ……!」
 長年の経
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