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ガールズ&パンツァー もう一人の転校生
2−Aに来た転校生。
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精々、西住流の名を汚さないように。」
黒森峰女学院の現副隊長のエリカが言ったのを聞いていた梨華とはやは、
「黒森峰は品がない学校でしたのね。そう思いません、梨華さん。」
「そうですね。他校にあんな態度を取るなんて戦車道を舐めていらっしゃる。」
二人は変装の為に白河女子高の制服を着ていた。
「あなたたちもいたんですか。今年も負けませんから。それにしてもどこの名家の次女さんはお馬鹿さんばっかりなんですね。」
それにたいして怒った梨華は護身銃を取りだしエリカに向けた。
「死をもって償いなさい。」
それにまほさんが反応して、
「やめなさい。梨華の言うとおりだわ。エリカはみほに言い過ぎ。もっと上品にしなさい。今の貴方ではみほよりも下です。」
「スミマセン隊長。」
「白河女子高は今回は出場してないわよね。なら一々口を挟まないことよ。」
「そうですね。以後気をつけます。」
「行くわよエリカ。」
「はい、隊長。」
こうして二人の喧嘩は終了した。
しかし何故、白河女子高は大会に参加しないのだろう。
そんな疑問が浮かんだがすぐに忘れた。

「隊長、なんであんな嘘を言ったのですか?」
「エリカ、彼女はもう白河女子高にはいないわ。」
「どうしてそんなことがわかるのですか。」
エリカに聞かれ、それを普通に。
「あの嘘を真に受けたのがその証拠よ。」
それで納得したエリカ。
「何処に転校したのでしょうか?」
「私の予想では、国立北海学園か大洗女学園だと踏んでいるわ。」
「北海学園には準決勝で当たるかも知れないですね。」
「そうね。楽しみだわ。」

その日の夜に組み合わせが発表された。
一回戦はサンダース付属高校。
強豪であるが、楽に勝てるだろう。
元白河女子高のメンバーはそう思った。
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