外伝〜”碧の巫女”キーア・バニングスとの邂逅〜
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ド達に力を貸せないけど………キーア、ロイド達を手伝ってもいいー?」
キーアは説明をした後不安そうな表情でロイドを見つめて尋ねた。
「……………そんなのこっちからお願いしたいぐらいだよ。よろしくな、キーア。」
「うん………!ロイド、大好き!!やっぱりどの時代のロイドも優しくて、カッコイイよ♪」
そして静かな笑みを浮かべて言ったロイドの言葉を聞いたキーアは嬉しそうな表情で頷いた後ロイドに抱き付き
「(や、柔らかいし、いい匂いがする………ハッ!)キ、キーア!今のキーアは立派な大人の女性なんだからそう無暗に人に抱き付いたりしてはいけないぞ!」
キーアに抱きつかれたロイドはキーアの豊満な胸を押し付けられた時の感触や、キーアが付けている香水の香りに一瞬顔を赤らめたがすぐに我に返って慌ててキーアを離し、真剣な表情でキーアを見つめて言い
「アハハ、相変わらず親バカだけど……内心もっと抱きついて欲しかったと思っているんじゃない?」
ロイドの言葉を聞いたワジは笑った後口元に笑みを浮かべてロイドを見つめ
「ワジ!」
見つめられたロイドはワジを睨んで叫び
「キーアちゃん、胸が凄く大きいものねぇ………私、完全に負けちゃっているわ……」
エオリアは法衣を纏っていてもはっきりと膨らんで見えているキーアの胸と自分の胸を見比べて苦笑していた。
「えへへ。今のキーアの胸の大きさ、”今の時代”のセシルと大体同じくらいの大きさだよー。」
「ええっ!?」
「ヒュウ♪将来有望とは思っていたけど、まさかここまで化けるとはねえ?」
そして嬉しそうな表情で言ったキーアの話を聞いたロイドは驚き、ワジは口笛を吹いた後興味深そうな表情をし
「フフ、ティオちゃんが今のキーアちゃんを見たら、大ショックを受けた後恨めしそうな目でキーアちゃんの胸を見そうですね。」
「何を言っているのよ!ティオちゃんはあの慎ましい胸が可愛いのよ!?」
リタは苦笑し、エオリアは真剣な表情で叫んだ。
「それと、”今のキーアは”みんなみたいに”家族”の名前があるんだよ♪」
「あら………」
「へえ?まさか既に結婚もしているのかい?」
嬉しそうな表情で言ったキーアの言葉を聞いたリタは目を丸くし、ワジは興味深そうな表情をし
「なっ!?キ、キ、キーアが結婚………!?しかも20歳で!一体どこの馬の骨が俺達の大切なキーアを奪ったんだ!?それに何で未来の俺やエリィ達はみすみすとそんな事を許しているんだ!?」
ロイドは混乱し
(くかかかかかかっ!完全に溺愛している娘に恋人がいると知らされた父親の反応じゃねえか!)
(まあ、本物の娘同様にあんなに可愛がっていたから仕方ないかもしれないわね……)
ロ
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