外伝〜”碧の巫女”キーア・バニングスとの邂逅〜
[2/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
たり、将来結婚の約束をしていた女性とか?」
その様子を見たエオリアは目を丸くし、ワジは笑った後口元に笑みを浮かべ
「なっ!?エリィと付き合うまでそんな仲になった女性はいないし、そんな約束もした事ないぞ!?」
ワジの言葉を聞いたロイドは驚いて声を上げ
(おおおおおおおおおおおっ!?いきなりの展開!さすがはロイドだ!)
(……………?……この娘………一体何者………?容姿や髪の色、さらにはこの娘からさらけ出されている独特の気配といい、”キーアに似すぎている”わ……!)
ギレゼルは興奮し、ルファディエルは眉を顰めた後信じられない表情で女性を見つめ
「………………………!」
「……………?」
ツァイトは目を見開き、リタは首を傾げて女性を見つめ
「服装を見た所、イーリュン教の人のようだけど……ロイド君達の知り合いかしら?」
エオリアは不思議そうな表情で女性を見つめていた。
「ごめんね……………みんなに………ロイド達に辛い想いをさせて………」
一方女性は辛そうな表情で呟き
「あ、あの!一体どなたでしょうか!?俺とは初対面ですよね……?」
ロイドは戸惑った様子で女性に尋ねた。すると女性はロイドから離れ
「あー、ロイドったらヒドいー。ずっと”キーア”の傍にいたのに、成長したら顔もわからないの?」
女性は頬を膨らませた後、”キーアがいつも浮かべていた笑顔と同じ”無邪気な笑顔を浮かべてロイドを見つめ
「え―――――………ま、まさか………!」
女性の言葉を聞いた後女性の顔をよく見たロイドは呆けた後信じられない表情をし
「あ、ありえん……!その娘は”キーア本人”だ……!」
ツァイトは驚きの表情で女性の正体を叫んだ!
「ええっ!?」
「キーアちゃんだったんですか………道理でキーアちゃんとそっくりな魂の波長を感じるわけです………」
ツァイトの言葉を聞いたエオリアは驚き、リタは信じられない表情で”キーア”の面影を残しながらも美しい容姿をしている女性―――キーアを見つめ
「おいおい……こりゃ一体どういう事だい?」
ワジは戸惑った後真剣な表情でキーアを見つめた。
「キーア!もしかしてクロスベル市から抜け出してきたのか!?」
一方ロイドは嬉しそうな表情でキーアを見つめて尋ね
「ううん。”この時代のキーア”はオルキスタワーにずっといるよ。」
尋ねられたキーアは首を横に振った後、複雑そうな表情で答え
「”この時代”………?」
キーアの言葉を聞いたロイドは不思議そうな表情をし
「それに今のキーアちゃん、大人にしか見えない上、どうしてイーリュン教の法衣……それも司祭が着ている法衣を着ているのかしら?」
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ