第28話
[4/8]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
と思うよ。」
「………………」
レンとフィーの意味ありげな会話を聞いて気になった自分の質問に答えたフィーの答えを聞くと真剣な表情でフィーとレンを見つめ、その様子を見ていたリィン達は冷や汗をかいて表情を引き攣らせた。
「え、えっと……そのレーヴェさんという人は本当にあのクロチルダさんと知り合いなの?」
その時空気を変えるためにエリオットがレンに質問し
「ええ。ちなみにレーヴェから聞いた話によるとさっきのお姉さんはレーヴェに惚れて色々な誘惑をされたそうだけど、レーヴェはさっきのお姉さんを振ったそうよ♪」
「ええっ!?」
「な、なななななななっ!?と言う事はそのレーヴェという人物は”蒼の歌姫”の心を射止めたのか!?しかも振ったって………罰当たり過ぎるだろう!?」
からかいの表情で答えたレンの話を聞くと驚き、マキアスは混乱した様子で声を上げた後信じられない表情をした。
「クスクス、レーヴェ自身にとってはさっきのお姉さんよりも魅力的なレディがいてその人と付き合っているのだから、さっきのお姉さんが振られたのも仕方がない事よ。」
「あ、あの”蒼の歌姫”より魅力的な女性って一体どんな女性なんだ………?」
「そんな人とまで知り合いだなんて、レンって本当に謎が多すぎだよね……」
レンの説明を聞いたマキアスは考え込み、エリオットは冷や汗をかいてレンを見つめた。
「ハハ………クロチルダさんも期待している事だし、そろそろ手配魔獣を退治しに行かないとな。準備を整えて右側の扉に行こう。」
その様子を苦笑しながら見守っていたリィンはクラスメイト達を見回して声をかけ、その後準備を整えたリィン達は依頼内容である特定の魔獣の退治の為にホテルの地下道の探索を開始し、地下道の探索をしていたリィン達は退治を依頼された魔獣を見つけた。
〜帝都・東地下水道〜
「あ、あれが……」
「どうやらホテルから手配された魔獣らしいな……」
手配魔獣を見つけたエリオットは不安そうな表情をし、マキアスは表情を引き締めた。
「フィー、ラウラ、行けるか?」
「……当然。」
「悪いが、私とフィーで仕掛けさせてもらいたい。」
リィンに視線を向けられたフィーとラウラはそれぞれ頷いた。
「”戦術リンク”だね?」
「二人とも頑張ってね♪」
「いや、当事者の一人の君も他人事じゃないだろ……」
「わかった。ラウラとフィーを中心に目標に仕掛けるぞ……!」
そしてリィン達は手配魔獣との戦闘を開始した。ラウラとフィーは最初は戦術リンクも結べて順調にダメージを与えていたが、戦闘の途中で戦術リンクが途切れてしまい、その影響でラウラとフィーは苦戦し始め、リィン達
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ