第104話
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けじゃなく………自分自身の目で真実を見極めるためにも………大切な人達を………取り戻すためにも………!俺は……!絶対に諦めたりしない!何度でも……!例え足をへし折られても立ち上がってみせる……!」
尋ねられたロイドはすざましい気迫を纏って決意の表情で叫んだ!
「フフ、私達がいるのだから、そんな事は絶対にさせないわよ!」
「おうよ!この程度の雑魚共、我輩達だけで十分だ!」
ロイドの叫びに続くようにルファディエルは杖に膨大な魔力を溜め込み、ギレゼルは闘気や魔力を槍に纏わせた!
「うっ………」
「こいつは……」
ロイド達の気迫に兵士達はたじろぎ
「……惜しいな。包囲して一気にかかれ。抵抗させずに落とすぞ。」
「了解」
「天使の女が厄介だ。まずは天使を集中攻撃しろ。」
隊長は呟いた後指示をだし、兵士達はロイド達を包囲した!
(……最後まで……最後まで諦めるな………キーア……エリィ………ティオ……ランディ……ワジ……………セティ………シャマーラ………エリナ………リィン……………局長………アル警視……………エルファティシアさん……………セルゲイ課長も……………どうか俺に……俺に力を貸してくれ……!)
そしてロイドが唇を噛みしめてそれぞれの人物達の顔を思い浮かべたその時!
「―――やれやれ。頼むべき存在を一つ、忘れているようだな。」
何者かの声が聞こえてきた!
「え………」
声を聞いたロイドは呆け
「……!?」
「い、今のは……」
「頭に響いて―――」
兵士達は混乱し
「この声は一体……」
「誰が来たんだ?」
ルファディエルは戸惑い、ギレゼルは首を傾げていた。すると
ウオ――――――――――――ン
辺りに狼らしき存在の咆哮が聞こえてきた!
「ひっ………!?」
「な、なんだ……!?」
咆哮を聞いた兵士達は悲鳴を上げ
「この咆哮は!」
「お、おいおい……!まさか……!」
ルファディエルとギレゼルは驚いた。すると地面が何度も揺れ、森の中から巨大な白き狼が姿を現した!
「……………え……………?」
「………な……………」
「………………………」
白き巨狼を見た兵士達やロイドは呆け
「なっ……!?」
「おおおおおおおおおっ!?まさかこんな超展開が待っていたとはな!」
ルファディエルは驚き、ギレゼルは興奮した。
「去れ――――偽りの聖地を守る兵どもよ。この者達は私が預からせてもらう。」
するとその時白き巨狼は兵士達に警告し
「うわあああっ……!」
「ひ、ひいいいいいっ……!」
兵士
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