第104話
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ファディエルは杖を兵士の頭に当てて障壁を展開して吹っ飛ばすと共に気絶させ
「あばよっ!!」
「ガッ!?……………」
ギレゼルは槍で軍用犬の頭を貫いて絶命させた!
「クッ、こうなったら貨物路線からクロスベル市を目指して……」
戦闘を終了させたロイドが考え込んだその時、笛の音が聞こえ
「ロイド!」
「早く逃げないとどんどん敵が来るぜ!?」
笛の音が聞いたルファディエルとギレゼルは警告し
「とにかく何としても……石にかじりついてもこの場を切り抜けるんだ……!」
ロイドは二人と共にその場から走り出した!しばらくの間兵士達から逃げ続けたロイド達だったが、やがてロイドの体力がつき、ロイドは地面に膝をつき、ロイドの両横ではそれぞれルファディエルとギレゼルが武器を構えて警戒している中、次々と国防軍の兵士達が集まって来た。
「はあはあはあ………ぐうっ………」
地面に膝をついたロイドは息を切らせ
「……フン。なかなか見上げたもんだ。」
「まさか警察官ごときが異種族がいるとはいえ、たった3人で俺達新生国防軍をここまで翻弄するとは……」
「確かシーカー少尉の元同僚だったか?さすがと言うべきか……」
兵士達は感心していた。
「よし、武装解除するぞ。あまり傷つけずに捕えろとの命令だ。」
そして隊長は兵士達に指示をしたが
「くかかかかっ!我輩達の存在を忘れるんじゃねえよ!ティルワンの闇界!!シャドーアポカリフ!!」
「ぐああああああああああああっ!?」
「ぎゃあああああああああああっ!?」
ギレゼルが放った魔術とアーツ攻撃を受けて兵士達共々悲鳴を上げて地面に膝をつき
「おのれ……!一斉にかかれ!」
地面に膝をついた隊長は命令して兵士達を襲い掛からせたが
「守護方陣!!――――ハイドロカノン!!」
「ぐあっ!?」
「がっ!?」
ルファディエルが展開した光の結界によって阻まれた後、その後すぐに発動したルファディエルのアーツによって吹っ飛ばされた!
「チッ………!いつまでも無駄な抵抗をしていないで諦めて投降しろ!」
それを見た隊長は舌打ちをした後ロイド達を睨み
「………お断り………だ………」
睨まれたロイドは再び立ち上がった!
「こいつ……!」
「まだ動けるのか!?」
立ち上がったロイドを見た兵士達は驚き
「……わからんな。どうしてそこまでする?どうやら、新たなクロスベルの体制が気に喰わんようだが……お前達が抗ったところで状況が変わるものでもなかろう。」
隊長は静かな口調で尋ねた。
「それでも………それでも誰かが立ち上がらなかったら何も変わらない……!流されるだ
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