第101話
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溜息を吐いて言ったロイドにガルシアは口元に笑みを浮かべ、そして不敵な笑みを浮かべてロイドを見つめた。
「さすがの私でもこんな事まで教えた覚えはないわよ。―――癒しの息吹。」
その時ルファディエルがロイドの側に現れて呆れた表情で答え、ロイドに治癒魔術をかけ始め
「くかかかかかかっ!さすがはロイドだ!いきなり面白い事を仕出かしてくれたじゃねえか!」
さらにギレゼルが陽気に笑いながらロイドの側に現れた!
「あんたこそ、迫真の演技だったよ。つッ……本当に奥歯を折られるとは思わなかったけどな……」
そしてルファディエルに治癒魔術をかけられているロイドは呆れた表情でガルシアを見つめた後、表情をしかめた。
「フン、おかげでそれっぽくなっただろうが。………約束通り、ここから出るまでは協力してやろう。で、どうするつもりだ?」
「ここは拘置所の3階………つめている兵士も少ないはずだ。何とか巡回を突破して1階の出口から脱出しよう!」
「クク、いいだろう!久々に俺も……暴れさせてもらうとするか!」
「くかかかかかっ!我輩とて負けないぜ!」
「後方からの援護や回復は私に任せて、貴方達は好き放題に暴れなさい!」
ロイドの言葉にガルシアは不敵な笑みを浮かべ、ギレゼルは陽気に笑い、ルファディエルは真剣な表情でロイド達を見つめて言い
「クク、”キリングベア”と”叡智”の共同戦線……楽しませてもらうぜっ!」
ルファディエルの言葉を聞いたガルシアは不敵な笑みを浮かべて叫んだ!
こうしてロイド達の脱出劇が始まった……………!
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