白河女子高との模擬戦 後編
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三両行動不能、そのなかにフラッグ車はありません。』
審判による開始合図から約五分の三両撃破。
「えまに敵フラッグ車たどこにいるか確認。」
「了解。」
「さやねは、前方戦車を何があっても見失わないで。」
「了解。」
「絵里と亜依はどんどん狙って。」
「「了解。」」
「みほヤバイよ。もう三両も撃破されちゃっとよ。」
沙織がみほに言うが、
「生徒会チームは動かないで。私たちが合流します。」
冷静に物事を進めるみほ。
「冷泉さん、生徒会チームと合流してください。」
「わかった。」
「なるべく市街地の地形をいかして、後方戦車を撒いてください。」
『敵フラッグ車は、市街地の車両修理工場内に隠れているようです。』
「市街地にいる全車両、修理工場に向けて前進。」
梨華の指示通りに市街地にいる戦車は修理工場に向かった。
「どうしてわかったんですか?」
『通信傍受の技術を応用して発信源を調べました。』
「そうか。1号と2号は先回りして。そのあと挟み撃ちにする。」
『『了解。』』
三両で追いかけていると、
「敵戦車が撃ってきます。」
「3号〜5号は回避。」
しかしその指示は通らず、
「四号が撃破されました。」
「3号、5号はどんどん撃て。」
「1号と2号が位置につきました。」
準備が整った。
「撃って。」
四両による一斉射撃をくらい、脱落したみほたち。
「四両に囲まれました。みほどうする。」
「西住殿、まだ弾は残っています。」
優花里が言ってきて。
みほは、
「前方戦車を狙ってください。」
その直後に、一斉射撃をくらった。
「梨華隊長、敵フラッグ車を発見したそうです。」
「チェックメイトです。」
そして審判からの通達で、
『大洗女学園のフラッグ車撃破によって、白河女子高の勝利です。』
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