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魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第十三話 ファーストアラート 3
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ン、とイヤーカフを指で弾くアスカ。
それに反応したデバイスが双剣に変わる。
これがアスカのデバイス。その名も、
「ラピッドガーディアン、起動成功!」
アスカのデバイス、ラピッドガーディアンが起動した。
『リイン曹長、聞こえますか?アスカです。今、リニアレールの8両目にいます』
『え?アスカ?何で乗ってるですか!早く退避するですよ!』
突然の思念通話に驚くリイン。まさかアスカがリニアレールに乗っているとは思ってなかったのだろう。
『隊長の許可はもらってます。これからバリアで列車に帆を張ります。僅かですが時間稼ぎをしますので、曹長は管制制御を!』
『わ、分かったです!』
アスカは念話をしながらリニアレールの最後尾に移動した。
「さて、ラピ。お前の実力、オレに見せてくれ!」
《はい、マスター》
アスカはラピッドガーディアンを振り上げて魔法を発動させた。
「ラージプロテクション、ウィンドブレイカー!」
リニアレールの連結部の箇所から、大きくバリアが広がった。
グン、と抵抗が掛かるようにリニアレールの加速が鈍る。
アスカはそのバリアを見て感心した。
「魔力運用のフォローにバリア設置のバランスも完璧だ。演算能力がハンパねえ」
『当然でしょ、ラピッドガーディアンの演算能力は今あるデバイスの中でも群を抜いているのよ』
「シャーリー!?」
デバイスの直接通信で、ロングアーチのシャーリーが連絡をとってきた。
『アスカの【魔力回路の加速】を最大限に生かす為に、演算処理能力にパラメーターを振り分けたんだから、それくらいは当たり前よ。それよりも時間をできるだけ稼いで!もし止まらないようなら、この先の鉄橋をなのはさんのバスターで落とす事になったわ!』
「マジ?展開早すぎないか?」
『鉄橋を過ぎたらその先に駅があるの。もしそこで脱線でもいたら大惨事になるわ。なのはさんは最後の手段なのよ、お願い、アスカ!』
「ちっ!とにかく出来るだけの事はやる。以上だ!」
最後尾から先頭車両に移動しながら、アスカは全ての車両の連結器部分でバリアを張った。そして、先頭車両に飛び込む。
「曹長!」
中では、リインが懸命に運転席の端末に向かっていた。
「アスカ、よくやったです。後は私に任せて脱出するですよ!」
リインは振り返らずにアスカに言う。命令なのだろうが、アスカはそれに従わない。
「ラピ、リリース。女の子を置いてなんて行けるわけないでしょう」
アスカはラピッドガーディアンを待機状態にした。
「ラピの演算能力はピカイチってシャーリーが言ってました。コイツの能力を使ってください、曹長」
アスカがイヤーカフを耳
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