提督の旦那
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海斗「し、深海棲艦が陸に?」
憲兵「提督っ?この鎮守府は危険ですっ!港から深海棲艦が上陸し、既に海岸沿いの施設は壊滅していますっ!提督、お逃げ下さい!」
海斗「ふざけるなっまだ桜と唯が取り残されてんだぞっ!」
憲兵「で、ですがっ道は既に分断されています!霞少将と娘さんはっ!」
海斗「オレが行かねぇで、誰があいつ等を助けるってんだ!そこどけっ!」
憲兵「出来ませんっ!自分は…提督を危険な目に遭わせられませんっ」
海斗「なっ」
憲兵「自分が提督をサポートします!」
海斗「へ?」
憲兵「自分も、提督と共に二人を救出に行きます!」
海斗「…分かったから頭上げろ!確か、武器庫がこの近くにあったよな?まず、そこに行くぞ?オレが丸腰じゃ、あんたの足で纏いになるからな」
憲兵「了解しました!」
〜〜〜
憲兵「ここは無事の様ですね」
海斗「…外で火災なりが起きた時に中の弾薬なんかに火が回らない様に外壁はかなり強固に造られてる…中で火ぃ着いたらどうすんだと、そんな事はどうでも良い…あんたはその銃剣だけで良いのか?」
憲兵「自分は主に鎮守府の正門付近の警備をしてますから、銃剣の他に手榴弾や短剣、自動小銃は常備してます!」
海斗「あんた、本当に憲兵か?」
憲兵「はい!提督、貴方こそ何時も腰に掛けていた軍刀は何方に?」
海斗:「最近どうも腑抜けているらしい、執務室に置いてきちまった…」
憲兵「そうですか…」
海斗「刀か?折れてやがるな…まぁ使えん事ないだろう…拳銃…確か半端な鉛玉は深海棲艦には効かないんだよな、牽制程度には使えるか…」
〜〜〜
海斗「ちっ…こいつ等、足も無いのにどうやって…う、浮いてんのかよ!」
憲兵「駆逐艦ならなんとか…」
海斗「イ級だからって油断すんなよ?」
憲兵「分かってますよっ行くぞっ!」
海斗「…もう一度訊くが、あんた本当に憲兵か?」
憲兵「憲兵以外の何者でもありませんよっ!自分が先陣をきります!」
海斗「奥の方にイ級の後期型もいやがるな…」
〜〜〜
海斗「足生えてるイ級が邪魔だっ!くそっ桜達は何処にっ…っ?」
憲兵「て、提督っ?」
???「伏せろっ」
海斗「あ、あっぶねーなっ!長門っ!加減しろよ!」
長門「すまん!しかし、伏せろとは言っただろう?」
海斗「あのなぁ、伏せるの遅れてたら、お前のパンチでイ級ごと吹っ飛ばされてたぞ!」
長門「しかしだな…」
憲兵「あの、長門さん何故ここに?」
長門「ああ、唯ちゃんと霞少将を探しているんだが?むっ!」
海斗「うおっ?いきなり撃つヤツがあるかっ!」
長門「陸
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