火砲・ミサイル解説解説(日本編)その2
[9/16]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
L(発射後ロックオン)が可能であり、既存のM260/M261発射ポッドの他にヘルファイア用の「M299」4連ランチャーのレールの1つに取り付ける4発入りキャニスターがあり、ヘルファイアIIとDAGRの混載運用を可能としている。
「ヒューズ TOW」
種類:対戦車ミサイル
全長(弾体のみ):121.9cm
弾体重量・弾頭重量:22.6kg・12.4kg
口径(弾体直径):14.9cm
ヒューズ TOWは1970年、ヒューズ・エアクラフトがアメリカ陸軍向けに開発した対戦車ミサイル。
TOW(トウ)とは発射や誘導方式を表した略称であり、対戦車ミサイルとしては第2世代に属する。 名称は英語で(発射筒で発射され、光学的に追跡され、有線で誘導される)の頭文字に由来する。1970以来、世界で最も多く利用されている対戦車ミサイルである。現用のTOWは、第3世代主力戦車の装甲を貫通できるとされている。陸上自衛隊では、1982年からAH-1S(コブラ)専用に導入されている。
第二世代の対戦車ミサイルとは、照準器の中心に目標を捕らえ続けることで、
目標の位置情報がワイヤーでミサイルへ送られ、ミサイルはその情報に沿って飛行して命中する有線パッシブ誘導方式の事を意味する。照準手は目標だけを追えばよくなり、特別な操作能力が無くとも誘導が可能になったが、やはり目標に命中するまでは誘導(操縦)し続ける必要がある。
ミサイルは、チューブ型コンテナに納められており、発射機にチューブごと装着して発射する。この発射機は約7年間整備無しに使用できるとされている。誘導方式は半自動指令照準線一致誘導方式(SACLOS)であり、
ミサイルの出す光と照準中心とのズレを修正する事で誘導する。そのため、発射から着弾まで射手が照準中心に目標を捕らえ続ける必要がある。発射後もミサイルと発射機は二本のワイヤーで接続されており、誘導情報はそのワイヤーにより電気的にミサイルへ伝達される。
アメリカ陸軍のほか、陸上自衛隊や西側諸国の多くで使われており、歩兵による運用のほか、車載型ミサイルや攻撃ヘリコプターに搭載されて運用される。長年の使用に伴い弾頭や誘導方式に改良が加えられ、さまざまなバリエーションがある。しかし、着弾まで誘導し続ける必要があることから、
誘導中に敵に発見・反撃される危険があり、現在は撃ち放し式TOWの導入が課題となっている。
今やTOWは対戦車ミサイルの代表的存在となっている。その間も改良が続けられ、
先端に伸縮式の『角』を設けて射程と貫通力を増したITOW、
弾頭を大型化したTOW2を経て、トップアタック(装甲の薄い戦車の上面を攻撃する)能力を追加したTOW2B(BGM-71F)が現在の主力で
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ