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ゲート 代行者かく戦えり
火砲・ミサイル解説解説(日本編)その2
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レインフレシェット弾頭の場合、目標の150m手前でフレシェットが放出され、
140m飛翔し約6.5°の範囲で拡散し、フレシェット1発が約35mの範囲をカバーするように設計されている。また、これら2種類の弾頭を同時に使用すると1500mをM2で飛翔する空対空ロケット兵器として極めて有効なものとなる。信管はM439セレクタブル時限信管で、
この信管は起爆までに要する時間を発射前にパイロットが設定することができ、
起爆時間は発射前に目標との距離から算出され、入力後発射される。




そしてハイドラ70は無誘導のロケット弾であり、一度に多数発射して一部が目標に当たれば良いという使い方をされてきた。しかし、このような使用方法では、
目標が遠距離なほど命中率は低下し、
不必要な破壊・殺傷を引き起こす場合がある。また、兵装搭載量の少ないヘリコプターの携行弾を無駄に使用することになり、トータルでの運用コストの増加につながった。


これに対し、アメリカ軍は通常のロケット弾よりも命中精度が高く、ヘルファイアなどの対地ミサイルよりも安価かつ威力を抑えた対地兵器の必要性を湾岸戦争において痛感し、
ハイドラ70の弾体を流用した誘導ロケットが開発された。
代表的なものにAPKWSやLOGIRがあり、他にもDAGRやGATRなどがある。次はこれ等の説明に入る。


(APKWS)APKWSは、
先進精密攻撃兵器の略であり、ハイドラ70の弾頭とモーターの間にセミアクティブ・レーザーによる誘導装置を取り付けたもので、4枚の動翼で制御される。この4枚の動翼は折りたたみ式であり、また、
それぞれが小型のレーザー・シーカーを備えており、発射後、展開されることによってシーカーの視野をより広く確保することができる。
最低射程は1500m程度で、最大射程は5000mほど。APKWSにはM151, M261, M264, M267, M255A1, M229, M257, M278, WTU-1/Bの各種弾頭が使用可能とされている。


(LOGIR)LOGIRは、
低価格画像誘導ロケット弾の略であり、
ハイドラ70の弾頭先端に赤外線シーカーと弾頭とモーターの間に4枚の折りたたみ式の動翼を取り付けたもので、APKWSと違い、母機から画像データを入力すれば発射後は撃ちっ放し(ファイア・アンド・フォーゲット)が可能となる。


(DAGR)DAGRは、
直接攻撃誘導ロケット弾の略であり、
ハイドラ70のモーターを流用し前半部をセミアクティブ・レーザーによる誘導装置付きM423 信管付きM151弾頭に取り換えたものであり、最大の特徴はヘルファイアIIとの互換性を重視している点で、
ヘルファイアII同様LOBL(発射前ロックオン)だけでなくLOA
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