第99話
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んだ!一方その頃ジオフロント内では巨大な魔法陣が出来上がり、すざましいエネルギーがオルキスタワーに集中して集まり、さらに太陽の砦、月の僧院、星見の塔からも膨大なエネルギーが発生して全てオルキスタワーに集まり、クロスベル市内は巨大な魔法陣に包まれると共に謎の光を放つ光の障壁によって囲まれた!
「きゃああっ………!」
「こ、この光は……!」
「一体なんなんだ……!?」
「凄まじい密度を持った七属性の霊子情報……!」
キーアが放つ光にロイド達が驚いている中、光が収まり、光が消えるとキーアの姿はわずかに成長しており、髪は銀色へと変貌していた!
「………………」
その様子をアリオスは真剣な表情で見つめ
「………ぁ……………」
「キーア……ちゃん………?」
(これがキーアの真の姿………!)
変貌したキーアを見たロイド達は呆け、ルファディエルは目を細めてキーアを見つめ
「……ウフフ……成功しましたわね………喪われし!幻の至宝”の再現……いいえ、それすら凌駕する”零の至宝”の誕生ですわ!」
マリアベルは不敵な笑みを浮かべて叫んだ!
「ぜ、”零の至宝”………」
「な、なんだそりゃ……」
マリアベルの言葉を聞いたティオは驚き、ランディが戸惑ったその時
「ロイド………みんな………」
「……っ……………キーア……………本当に……キーアなのか……?」
「うん……ベル、行こう。」
変貌した自分を見つめて驚きの表情で尋ねるロイドにキーアは静かに頷いた後、マリアベルに視線を向け
「え………」
キーアの言葉を聞いたロイドは呆けた。
「フフ、わかりましたわ。アリオスさん。ここはお任せします。」
一方マリアベルは頷いた後アリオスに視線を向け
「……承知した。」
マリアベルの言葉にアリオスは頷いた。するとその時キーアは宙へと浮かび上がり
「キーア……!?」
「おい、どこに……!」
「ゴメンね。……今までありがとう。大好きだよ―――みんな。」
自分の行動にティオやランディが驚いている中、キーアは哀しげな笑みを浮かべた後マリアベルと共に転移して消えた……………!
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