第99話
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後はそちらの”鍵”を回すだけ。」
「彼らが納得するまで待っててもいいんだけど……そろそろ時間切れみたいだよ?」
「あらあら。」
「……来るか。」
カンパネルラの言葉を聞いたマリアベルは口元に笑みを浮かべ、アリオスは真剣な表情になった。
「な、何を言っている……?」
「何が時間切れだったんだ!?」
一方カンパネルラ達の会話を聞いていたロイドは戸惑い、ランディは怒鳴り
「決まっている―――エレボニアとカルバードの侵攻だ。」
二人の言葉にアリオスは真剣な表情で答えた。
「!!」
「あ………」
「フフ、せっかくだから実況するとしましょうか?」
一方その頃、ベルガード門の目の前にあるエレボニアの要塞―――ガレリア要塞の門が開いて、そこから二門の”列車砲”が姿を現し、砲門を長くしてクロスベル市に向けた!
〜ガレリア要塞〜
”列車砲”が姿を現した後、ガレリア要塞からは次々とエレボニア軍の戦車が現れ、ベルガード門に向かっていた。
〜同時刻・タングラム丘陵〜
同じころ、タングラム丘陵にはカルバード軍の戦車と飛行艇が現れ、タングラム門に向かっていた。
〜鏡の城・最上階〜
「そ、そんな……」
「来やがったか……!」
その様子をマリアベルの操作によって現れた画面で見ていたエリィとランディは厳しい表情をし
「しかし、警備隊の戦力では食い止めようが……」
ティオは真剣な表情で言った。するとその時
「―――それを覆せる”鍵”が彼女というわけだ。」
男性の声が聞こえた後なんとディーター大統領の顔が移った画面が現れた!
「ディーター大統領……!」
「……おじさま……!」
「”結社”の諸君、計画への協力、感謝する。ベルにアリオス君も。どうやら予定通りのようだね?」
「ええ、ここまでは。」
「……後は彼女にゆだねるしかありませんね。」
「―――聞いた通りだ、キーア君。もうわかっているのだろう?この事態を何とかできるのは”君しかいない”ということを―――」
「…………………………」
そしてディーター大統領に尋ねられたキーアは静かな表情で頷いた後全身から不思議な光を放った!すると装置は動き出し、それぞれから謎の光を放ち始めた!
「フフ、いい子ですわね。」
その様子を見たマリアベルは怪しげな笑みを浮かべた後詠唱を開始した。同時刻、”星見の塔”、”月の僧院”、”太陽の砦”に設置された”鐘”がカンパネルラ達が見守る中、それぞれ不思議な光を放つと共に共鳴しだした!そして同時刻、ジオフロント内ではそれぞれから不思議な光が走り出し、全てはオルキスタワーに集中
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