第99話
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リアベルは笑顔で見つめた後説明を補足し
「……………」
アリオスは黙り込んでいた。
「アリオスさん…………」
「……アンタ、正気か?こんな妄想じみた話に………」
「フ……妄想じみた話か。確かにその点については俺も同意見だ。」
ロイド達に睨まれたアリオスは口元に笑みを浮かべ
「まあ……!酷いですわね。」
アリオスの言葉を聞いたマリアベルをアリオスを睨んだ。
「だが、彼らにその力があり、この状況を変えられるならば……俺はいくらでもその幻想に付き合うだけだ。―――たとえ女神の意志に背くことになったとしてもな。」
「そんな……………」
「……一体どうして……」
(愚かとしか言いようがないわね……………)
アリオスの意志を知ったエリィやティオは信じられない表情をし、ルファディエルは目を細めてアリオスを睨んだ。
「……正直、途方もない話ばかりでまだ整理できていないけど……ただ……これだけは言える。その妄想にキーアを巻き込むのは断じて認められない!キーア、戻ってくるんだ!何を唆されたのは知らないけどキーアは、キーアだろう!?そんな辛そうな顔をして……そんな椅子に座ることはないんだ!」
そしてロイドはキーアを見つめて叫び
「……ロイド………」
キーアは辛そうな表情をしていた。
「ウフフ……キーアさん。あんな風にロイドさんは言ってますけど………”どうする”つもりですの?」
「………………………」
そして怪しげな笑みを浮かべたマリアベルに尋ねられたキーアは黙り込んで顔をうつむかせ
「……キーア……?」
「ど、どうしたの……?」
キーアの様子を見たロイドとエリィは戸惑い
「キー坊、迷うことはねえ!いつもみたいにロイドの胸に飛び込んで来い!それが一番、お前にとって安心できるんだろうが!?」
ランディはキーアを見つめて叫んだ!
「ランディ……」
「……そうね。事情はあるのだろうけど……」
「それ以上に大切なことは絶対にないと思います。」
「………エリィ…………ティオ………………」
そしてエリィとティオの言葉を聞いたキーアが辛そうな表情をしたその時
「ウフフ……盛り上がっているじゃない?」
少年の声が聞こえてきた後、なんとカンパネルラ、ノバルティス、アリアンロードの顔が移った画面が突如空間に現れた!
「”身喰らう蛇”………!」
「やはり彼らと繋がりが……」
「フフ、お互い協力関係を結んでいるだけですけど……―――皆さん。もう準備はよろしいのかしら?」
「フフ、もちろんだとも。満足してもらえる性能に仕上がっていると思うよ?」
「”鐘”の準備もできています。
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