TURN39
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来てくれたような感じだった。
「……大量におるな……」
「確認出来ただけでも約一万はいます」
そんな報告は聞きたくなかったけどありがとうオペレーター。
「……害虫駆除やな。使用兵器はビーム砲とパルスレーザー砲に限定する」
「何故ですか?」
シャルロットがそう聞いてきた。
「鉄鋼魚雷やと当たりにくいかもしれんからな。此処は確実に撃破出来る光学兵器に任せる」
「全艦砲撃準備完了ッ!!」
オペレーターが叫ぶ。
「全艦撃ちぃ方始めェッ!! あの芋虫とは近づくなッ!!」
そして北方方面艦隊は砲撃を開始した。CORE対策で交換していた短砲身主砲はラムダスでも効果を発揮していた。
「主砲は拡散モードに切り換えろッ!! 芋虫とは一定の距離を保てッ!! ソビエト艦隊にもそう通達しろッ!!」
ラムダスからの洗脳しないためにしないとな。
連続射撃をする主砲は効果絶大やった。しかも拡散モードで射撃しているため、万がいるラムダスはビームやパルスレーザーのエネルギーで焼きつくされて徐々にその数を減らしていた。
「撃ちまくれェッ!! 弾幕はパワーだぜッ!!」
俺はそう叫ぶ。そうして士気を高めるのも俺の仕事やからな。ちなみに乗組員には宇宙服を着せさせている。
「害虫の数が減少していきます。数は三千に切りましたッ!!」
「もうちょいやッ!! 根性見せろやッ!!」
「あ、数匹の害虫が摩耶に向かって接近しますッ!!」
「迎撃やッ!!」
両舷のパルスレーザー砲が射撃を始めてラムダスを撃破するけどまだ一匹残っている。
「害虫の進路予想……この第一艦橋ですッ!!」
「総員第一艦橋から退避やッ!! 陸戦隊は第一艦橋に来いッ!! フル装備でやッ!!」
俺は九ミリレーザー拳銃を出して安全装置を解除する。その間にもオペレーター達が第一艦橋から退避する。
そして一匹のラムダスが艦橋のガラスにへばりつき、ガラスを割った。
「ちぃッ!!」
ガラスが割れた瞬間、酸素が宇宙に流出するが乗組員達は俺も含めて既にドアのところまで退避している。
そして俺はラムダスにレーザー拳銃の引き金を引いた。
「撃て撃て撃てェッ!!」
オペレーター達もレーザー拳銃を構えて射撃をする。レーザーは第一艦橋に侵入したラムダスの身体を貫き、ラムダスは絶叫している。
遂にラムダスは無数のレーザー拳銃の射撃で倒れた。
「近づくなッ!! シャッターを閉じろッ!!」
近づこうとするオペレーター達に俺はそう言ってゆっくりと近づく。割れたガラスはシャッターで閉じられていた。
「………」
ラムダスを見るが動く気配は
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