―時計塔の戦慄―
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ゥームガイに攻撃! バーン・ツー・アッシュ!」
エドがブラフを使っていなければ、エドのリバースカードはモンスター破壊効果や攻撃無効効果ではない。
これは、初の大ダメージか……?
「リバースカード、オープン! 《エターナル・ドレッド》! 幽獄の時計塔の針を二つ進ませる! 刻め! 運命の針!」
幽獄の時計塔の針が六時間刻まれ、時計塔の針が再び12時に戻る……だかそれだけ。
エターナル・ドレッドはそれ以外の効果を起こすことはなく、幽獄の時計塔からも何もなかった為にフレア・ネオスはドゥームガイを破壊する。
その炎の攻撃に相応しく、フレア・ネオスが放ったのはドゥームガイを灰にするような火力。
H−ヒートハートにより、貫通効果で3600ポイントのダメージがエドのライフにい……かない!?
フレア・ネオスの炎は、ドゥームガイを破壊したもののエドを避け、エドのライフにはダメージはない。
「ダメージが……?」
「幽獄の時計塔が再び12時を指した時、僕は戦闘ダメージを受けない!」
俺も十代もデッキのタイプはビートダウン。
十代のフェイバリット《E・HERO フレイム・ウイングマン》や俺の《ニトロユニット》、《ミニマム・ガッツ》のようにバーンダメージを与えるカードがあるにはあるが、それで8000ポイント……いや、7500ポイントのエドのライフを削りきらなければならない。
そんなことはもちろん不可能なために、一刻も早くあのフィールド魔法《幽獄の時計塔》を破壊しなければ……
「くっ……ターンエンドだ」
戦闘ダメージを与えられないのであれば、レスキュー・ウォリアーでの追撃は無意味。
十代がエンド宣言をしたことで、H−ヒートハートの効果が切れて攻撃力が4100に……
……いや、フレア・ネオスが十代のエクストラデッキへと戻っていった……って、は!?。
「なに戻ってんだよフレア・ネオス〜っ!?」
十代も想定していない出来事だったようで、デュエルディスクに向かって泣き言を叫んでいた。
「……フン。僕のターン、ドロー! ドゥームガイのエフェクト発動! セメタリーから《D−HERO ディスクガイ》を特殊召喚する!」
D−HERO ディスクガイ
ATK300
DEF300
ドゥームガイの戦闘で破壊された時、次のスタンバイフェイズに特殊召喚する運命が決定する効果によって、ディスクガイが特殊召喚された。
「ディスクガイがセメタリーから特殊召喚された時、二枚ドローする! ……僕は魔法カード《大嵐》を発動! フィールド場の魔法・罠カードを、全て破壊する!」
ディスクガイのインチキ効果に辟易する間もなく、エドの使用した魔法カードを訝しむ。
確かに、俺たちのフィー
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