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リリなのinボクらの太陽サーガ
ヘルズインフェルノ
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ゾクゥ!)こ、こいつ変態だ! ガチでヤバい奴だ!! 趣味趣向が猟奇的過ぎてドン引きだよ!!!」

「ふむ、今まで私を侮辱した人間は誰だろうとひねり潰したが、貴様の罵倒だけは何故か耳どころか全身が心地良いな。興味深い」

「ギャーーー!!!!」

「(うわぁ……こんな変態にここまで執着されるなんて、ホントご愁傷様だぜ、姉御)」

「イモータルの考えなんてどうでもいい、今すぐ倒せば良いんだ! もう何も話を聞く必要は無い!!」

問答無用と言わんばかりにフェイトは鬼気迫る表情で吶喊、ライマーに斬りかかる。バルディッシュの刃を右腕で容易く止めたライマーはニヤリと頬を吊り上げる。

「怒ると後先が見えなくなる所は親子そっくりだな」

「黙れ!!」

怒りに任せて刃を振るい続けるフェイトだが、それゆえに単調となった軌道を読まれ、ことごとく防がれる。が、フェイトの後ろからマキナが跳弾を発砲、想定外の方向から攻撃を受けてライマーをひるませたおかげでバルディッシュの刃が一太刀だけ胴体に届いた。

「む……!」

「その変態を倒す事には全面的に同意するし、当然助太刀もする。けどさ……念のため先にリニスを浄化しといて良い?」

「駄目!」

「でもこういう場合、後顧の憂いを断っといた方が……」

「絶対駄目!! とにかく今はこいつを倒す事だけを優先して!!」

「だからって浄化せずに放置するのは、明らかに嫌な予感しかしないんだけど。それに知り合いとはいえ、雇い主でもないのに命令って……」

「じゃあ今だけ私に雇われてる形にして! 後でお金は言い値で払うから!」

「PMCと傭兵を一緒にしないで欲しいんだけど……はぁ、しょうがない。この変態野郎を倒してから、迷惑料も含めてたんまりふんだくってやる。お財布握りしめて待ってろよ!」

リニスを放置する事に納得はしていないものの、脅威度が上のライマーを先に倒すのも一理あった。その上自分の身をアレな意味で狙っているという嫌悪感もあり、マキナも何とか意識を変えてフェイトの攻勢に協力する事にした。

「さっきから立て続けに攻撃し続けているのに、なんでダメージが通らない!?」

「フン、ぬるいぬるい。その程度の脆弱な攻撃では、我が棺桶スーツは破れないぞ!」

「フェイト、ライマーはジャンゴさんの太陽銃に耐えられる程防御力の高い棺桶スーツを着ている。だからこの変態野郎を倒したいなら、まずはその防御を崩すのが先だよ」

「わかった、防御力が高いなら戦術を変えるまで!」

マキナによる銃撃のサポートを受けつつ、何かを考え付いたフェイトはライマーのボウガンを回避しながら真・ソニックフォームになり、防御力が下がる代わりに俊敏性が増える少々露出が高い格好になる。更にバルデ
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