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Fate/GrandOrder~救世の復讐者と盾の少女~
始まり
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きずり込もうとした。
「桜っ!」
桜に手を伸ばすと、その手を桜がつかむ。
『くっ、我としたことが......っ!』
ウィザードラゴンが俺の肩に捕まって言う。
『あれは使ったものを問答無用で引きずり込む指定魔法の一つだ!何処の誰かは知らんが余程我らを時間に飛ばしたいらしい!』
「はぁあああ!?」
俺がウィザードラゴンを掴もうとしたその時、捕まっていた物から手を離したためにタイムの魔法陣に引きずり込まれた。
「きゃあああ!」
『むおおおお!?』
「ドラゴンの馬鹿やろぉおおおお!」
俺たち三人は引きずり込まれ、青い壁に包まれた魔法陣の中を浮遊する。
そして、まだ俺たちは知るよしもなかった。
これが、事件のほんの始まりにすぎないことに。
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