勝者は?
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を浮かべていた。
「安心しろ。衣装は好きなものを選ばせてやるからな」
「安心できねぇ・・・」
「結局こうなるのか・・・」
水着でウェイトレスは逃れられたが、女装は避けることができなかった。せっかく頑張ったのにと項垂れていると、俺の脇に藍髪の少女がやっていて、腕を組む。
「明日も頑張ろう!!シリル!!」
「そ・・・そうだね・・・」
やる気を出してもらおうとこの上ない笑顔を見せる天竜。その笑顔は可愛いんだけど、今回に限ってはテンションが上げられない。たぶん今の俺の目は屍のようになっているかも・・・
「レオンも頑張ろうね!!あ、リンって呼んだ方がいい?」
「それは勘弁してくれぇ!!」
幼馴染みの酷すぎる言葉に冷静さを忘れて叫ぶレオン。こうして、納得できぬまま、翌日も人魚の踵の手伝いをすることになったのだった。
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