外伝〜古戦場の調査〜後篇
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解決ができるならそれに越したことはない。ご苦労だったな、支援課諸君。おかげで懸案していた事が一つ片付いたぞ。」
「それはよかったです。また何かあったらいるでも呼んでください。」
「ああ、そうさせてもらおう。―――では、引き続き俺達は厳戒態勢を続ける。そちらも気を付けろよ。」
「……はい!」
その後ロイド達はタングラム門を出て、車に乗り込もうとした所、ロイドのエニグマが鳴りはじめ、ロイドは通信を始めた。
「はい、特務支援課、ロイド・バニングスです。」
「あー、いたいた。今、どこにいんのさ。」
「あのな………こういう時はちゃんと名乗るのが礼儀だろ?タングラム門だけど……どうしたんだ、ヨナ?」
「アンタら、確か今日から支援業務に戻ってんだろ?ちょっとボクの頼みを聞いてくんないかな〜って。」
「いや、だから勝手に警察のデータベースを覗くなって………それにこっちだって忙しいのは忙しいんだから――――」
「フフン、この前、行方不明の遊撃士の捜索を手伝ってやったのは誰だよ?借り、返すって言ってたよな〜?」
「ぐっ………仕方ない。何でも引き受けられないけど話だけは聞いておこうか。どこまで行けばいいんだ?」
「だったら港湾区にある灯台の前まで来てくれよ。そこで待ってるからさ♪」
「灯台?何だってそんな場所で………」
「フフン、来てのお楽しみだって。それじゃあ、待ってるぜー。」
「あっ……まったく。」
通信を終えたロイドは呆れ
「またヨナが勝手な事を言いだしたんですか?」
ロイドの様子を見たティオはジト目で尋ねた。
「いや、まあ………」
ロイドは仲間達に港湾区の波止場にある灯台前に呼ばれた事を話した。
「ハア?何だってそんな場所に……」
「港湾区の灯台というと、元黒月の拠点だった場所の近くだったよな……」
話を聞いたランディやリィンは不思議そうな表情をし
「確かに、リンさんたちの調査を手伝ってもらったし……話を聞いてあげるくらいはいいんじゃないかしら?」
「一区切りついたらさっそく行ってみましょうか?」
エリィとノエルは提案した。
「ああ、そうしよう。」
「まあ、こちらの都合を聞かずに勝手に言ってきたことですから。多少待たせても問題ないかと。」
「ハハ、それもそうだな。」
その後他の支援要請を片付けたロイド達は港湾区の灯台前に向かった……………
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