暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(碧篇)
外伝〜旧市街の復興支援〜後篇
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る。それまで時間を潰しておくといい。」

「でしたら、しばらく旧市街を回ってみましょうか。まだ細かい手伝いが必要な場所があるかもしれませんし。」

「そうしてもらえると助かる……ではまた後でな。」

その後セティ達は旧市街を回って細かな手伝いをし、作業が一通り終えると炊き出した豚汁の配給が始まった。



〜旧市街・広場〜



「……ご苦労だったな、特務支援課。おかげで、旧市街のみんなも少しだけ元気を取り戻したようだ。」

それぞれが休憩している中、アッバスはセティ達を見つめて言った。

「力になれたのなら幸いです。」

「まだ色々と問題が残っていそうですけど……」

アッバスの言葉にセティは頷き、エリナは考え込み

「サーベルバイパーの人達もしばらく落ち込んでいるだろうしね………」

シャマーラは複雑そうな表情で言った。

「そもそも、バイパーたちはほとんど入院しているしね。ま、そこはあのディーノ君がフォローしてくれるでしょ。」

「それが一番いいでしょうね……」

そしてワジの話にセティは真剣な表情で頷いた。

「ともあれ、これで依頼は終了だ。また何かあったら旧市街の連中に力を貸してくれ。」

「ええ、わかりました。またいつでも呼んで下さい。」



こうして依頼を終えたセティ達は他の支援要請の片づけを始めた…………………
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