外伝〜旧市街の復興支援〜前篇
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「まあ、足りない分は私達が寄付しておきましょう。」
「ええ、状況が状況ですからね。」
「幸い、今までの”工匠”として稼ぎもあるからお金には余裕があるしね。こういう時に使わないとね。」
そしてエリナの提案にセティとシャマーラは頷いた。
「フフ、そうと決まれば善は急げだね。」
「ええ、早速買い出しに向かいましょう。」
「材料の中には魔獣が落とすのもあったからUマテリアルを創る材料探しと一緒にしよう。」
その後セティ達は街道で魔獣を倒したり、Uマテリアルを創るのに必要な材料を採取した。
〜マインツ山道〜
「よしっと!これで材料は揃ったね〜。けどこれだとあまり数は創れないけどいいよね?」
採取した材料を確認したシャマーラはセティに尋ね
「ええ。創り方を教えるだけですから、これぐらいでいいかと。ワジさんも採取の手伝いをしてもらってすみません。」
尋ねられたセティは頷いた後ワジに視線を向けて言った。
「なに……古巣の為だし、これぐらいの事はさせてもらうさ。それにしても……本当に安全かつ簡単な場所で手に入ったね。ちょっと土を掘ったり、岩を削っただけで鉱石みたいなのが出てきたのは驚いたけど………本当にこれらだけで出来るのかい?」
視線を向けられたワジは口元に笑みを浮かべて答えた後不思議そうな表情で自分が採取した材料を見た後、セティ達を見回して尋ね
「ええ。私達”工匠”からしたらクロスベル市外は材料の宝庫ですよ。」
「特にマインツは七耀石を採取する事ばかりに目がとられて、本当なら加工できる鉱石に目がとられていない事が幸いしましたね。」
尋ねられたエリナとセティはそれぞれ答えた。
「なるほど……………確かに市内に近い上、魔獣も少ないこの辺りなら戦えない連中でも安全に採取できるね。さてと。ここでの用事は終わったし、後は買い出しだけだな。」
二人の話を聞いたワジは頷いた後提案し
「タントスさんから聞いた材料もできれば手に入れておきたいね。」
ワジの提案に続くようにシャマーラも続けた。その後市内で食材を購入したセティ達は旧市街に戻っていった……………
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