学年別トーナメント
第18話 ボーイ・ミーツ・ボーイ T
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か……
蘭「な…何故お解りに??」
アホか……幾ら俺でもその程度が見抜けん程間抜けじゃない……第一そうでなけりゃ着替える理由がまずない……
白夜「言っとくが、俺はその程度の子供騙しで落とせる程愚かじゃないぞ」
蘭「うっ……」
白夜「まあ……精々自分を磨いとけよ」
蘭「はい……」
全く…ザマはないな……
弾「んで……確か千冬さんの妹と再会したのか?」
白夜「ああっ、アメリカから連れ戻してな」
そして話はIS学園内の件へと移る。
白夜「最初の頃は、そのマドカと同じ部屋だったんだよ」
蘭「おっ、同じ部屋??
つまり寝食を共に同居したと??」
白夜「手っ取り早く言うならね。
とはいえだ、“転校生が来るから”って引越しして、その翌日にまた別の奴と同室になったがな」
それにしても随分と食い付いてんな……そんな重要か?
まあ年頃の男女が同室なんてな……反応するのも当然だがな……
蘭「私……決めました」≪わなわなわな……≫
えっ、何を?
蘭「私、来年IS学園を受験します!私のなら合格どころか首席でもいけます!」
はっ??チョット待て!あそこ代表候補生も来んだから、合格は良くとも首席はまず__!
弾「おい蘭、お前の学校は大学まである名門校でお前そこの生徒会長だろ?
それに確かあそこは適性が無ければまずダメだぞ」
蘭「お兄が心配する必要は無いわよ。だってもう適性判定でAを取ったんだから」
弾「なっ??」
Aか……俺は一応Sもらったが、そんくらいあれば大して問題は無いだろな……
蘭「ですので、白夜さんには是非指導をお願いしますね!絶対ですよ??」
白夜「りょ…了解……」
蘭「これで約束しましたからね??絶対に絶対に!」
白夜「そんなに言わなくとも解ってるから……」
気が重いぜ……
その後飯を食い終え、俺は作ってくれた礼にと代金(一万円札)を置いてIS学園へと帰路を取った。
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IS学園に帰還後……
白夜「はあ……」
一応雇われてるとはいうものの、学生である以上は折角の休みは楽しまなきゃならないもの。
だが俺は休みの過ごし方は武器の手入れや依頼の始末とか以外で過ごした事がなく、しかもそれを既に済ませてしまったからやる事が無くて困ってる。
照美「ねえ白夜」
白夜「ん、どうした?」
照美「そろそろ夕食の時間だから食堂に行かない?
私もうお腹すいちゃった」
白夜「あ…ああ。そうだな、行くか」
照美「ええ」
照美の言葉に時計を見ると、もう7時前の時刻になっていたから同意し食堂へと向かう。
ーーー
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