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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第10話 小猫涙の悲願、グレモリー眷属修行開始します!前編
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side;イッセー


 よっ、皆。イッセーだ。俺は今松田、元浜、桐生、そしてアーシアの5人で学園の屋上にいた。松田達とは前の一件で親しくなりこうやってよくつるむ様になった。


「所でよイッセー」
「ん、何だ松田」
「最近小猫ちゃんを見かけないけど何かあったのか?」


 松田はゲーム機をピコピコと操作しながら俺にそう聞いてきた、因みに松田と元浜は俺をイッセーと呼ぶようになった、桐生にもイッセーでいいと言ったが彼女は何故か兵藤呼びがいいらしい。


「ああ、最近は部活が忙しいらしいからこっちには来てないな」
「かぁー、お前といれば小猫ちゃんに会えると思った当てが外れたな……」
「是非とも小猫ちゃんとお近づきになりたかったんだがな」


 松田と元浜がそんな事を言い出した、おいおい、俺とつるむ様になったのは小猫ちゃんとお近づきになりたかったからか?


「ちょっとアンタ達、こんな綺麗な美少女二人を捕まえておいてよくそんなことが言えるもんね」
「はあ?アーシアちゃんはともかくお前は美少女じゃないだろう」
「せめてもう少し胸が大きくなってからそう言ってほしいものだな」
「む、胸は関係ないでしょ!?」


 やれやれまた始まったか、この三人集まると大抵こういう言い争いになるからな。どうしたものか……


「あ、あのイッセーさん」
「ん、何だアーシア?」


 アーシアが俺の制服の裾を引っ張って何やら思いつめたような表情を浮かべている。


「イッセーさんはおっぱいの大きな女性が好みなんですか……?」
「ぶっ!?」


 アーシアがとんでもない事を聞いてきたぞ!誰の仕業だ、桐生か、それとも松田か元浜か!


「何でいきなりそんなことを?」
「その……クラスの女子の方達が男は巨乳の方が好きだって言っていたので、気になっちゃって……」


 寄りによってクラスの女子かよ、年頃だから仕方ないとは思うが純真なアーシアの前でそんな話はしないでほしいぜ。


「俺はアーシアちゃんのおっぱいはいいと思います!」
「そもそもアーシアちゃんは貧乳ではなく美乳の分類に入ってると俺のスリーサイズカウンターが反応したぞ」
「アンタ達には聞いてないわよ……でどうなの兵藤?アンタって女っ気が全くないから気になるのよね?この際だから言っちゃいなさいよ」


 ぐっ、言い争っていた三人もここぞとばかりに話に入ってくるし……助けてくれドライグ!


『知らん、別に隠す事でもないだろうし言ってしまえばいいだろうが』


 相棒にも見捨てられてしまいいよいよ跡が無くなってしまった。


「お、俺は別に胸の大きさで女性の良さは出していない、一緒にいて楽しいとかこの人とな
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