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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第10話 小猫涙の悲願、グレモリー眷属修行開始します!前編
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じゃない、でも僕は前から兵藤君はただものじゃないって感じていたんだ。切っ掛けは去年の球技大会で兵藤君とサッカーの試合をした時だ。彼は他の競技でほとんど一人で自身のチームを勝たせていた、そしてサッカーの試合で僕のクラスと対戦することになったんだ。あの頃は小猫ちゃんはまだ入学してなかったっけ。で試合が始まり兵藤君が攻めてきたので僕が彼と対峙した。
正直最初は悪魔の力を少し抑えていたんだ、普通にやったら一般人に怪我をさせてしまうかも知れないからね、最初は互いにいい勝負が出来ていたとおもったんだけど途中で兵藤君の動きが変わったんだ、気が付いたら僕は抜かれていて彼がゴールを決めていた。その時は驚いたよ、騎士の駒を持つ僕はスピードにはかなり慣れていた、その僕が全く反応できなかったんだ、いくら力を抑えていたとしても油断はしていなかった。僕は次の対決でちょっと本気になった、大人げないとおもったけど悪魔の力を出して再度対峙した、でも兵藤君は僕をあっさりと抜いてしまった。僕は思ったよ、彼は唯の人間じゃないって……
その日から何かと兵藤君の事を目で追っていた。彼を見ている内に段々と分かってきたんだ、兵藤君は本来持っている力を抑えている事に……
そして一年が立ち兵藤君は小猫ちゃんと知り合った。そして彼と出会ってから小猫ちゃんの実力が上がっている事に気が付いた。部長達は気付いてないようだけど前に模擬戦をした時に明らかに動きが良くなっていたんだ。僕は思った、もしかして兵藤君が関係してるのかなって……
そして今日僕は彼の正体を知った、彼は神器所有者で僕達悪魔や三大勢力の事を知っているようだった、そして何の因果かこうして彼と決闘をすることになった。
まさか今日いきなりこうなるとは思っていなかったけど正直ワクワクしているんだ、彼の本当の実力を知ることが出来るかも知れないしね。
「それじゃあそろそろ始めるとしようぜ」
兵藤君は左腕から神器を出して構える、僕も剣を出してそれを持ち構えた。
「木場も神器所持者なんだな、剣を生み出す神器か?」
「うん、僕の神器は『魔剣創造(ソード・バース)』……僕は任意に魔剣を創り出せるんだ」
互いの手のひらを明かして戦闘態勢に入る、そして兵藤君が動いた。
「ナイフッ!!」
速い!それが僕が最初に思った事だった。距離をあっという間に詰めて左腕で手刀を放ってきた。僕は体をそらすことでギリギリそれを回避した。そしてがら空きになった兵藤君の脇腹に剣を振るうが彼は跳躍してそれを避けた。
「行くぜ!」
そして上空から僕目がけてパンチを放ってきた、咄嗟に剣で防ごうとするが剣が砕かれてしまい僕は彼の攻撃を受けて吹き飛んだ。
「祐斗っ!
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