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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第10話 小猫涙の悲願、グレモリー眷属修行開始します!前編
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ってきた。ていうか旧校舎に来るのは初めてだな。
「こっちです」
小猫ちゃんに案内されて旧校舎の中を進んでいく、そして普段小猫ちゃんたちが部室として使っている部屋の前まで来た。
「失礼します」
俺はノックして中に入る、中にはグレモリー先輩、姫島先輩、そして同じ学年の木場がいた。丁度全員そろっているみたいだな。
「あら小猫どうしたのって貴方達は兵藤君に確か少し前に転入してきたアルジェントさん?」
「初めましてグレモリー先輩、兵藤一誠といいます」
「アーシア・アルジェントです」
「ご丁寧にありがとう、私はリアス・グレモリーよ」
「姫島朱乃です」
「木場祐斗だよ、こうやって話すのは初めてだね、兵藤君」
「そうだな」
取りあえず挨拶を交わす、互いに見た事はあってもこうやって話すのは初めてだからな。
「それで兵藤君、一体何をしに来たのかしら?一応ここは私達オカルト研究部しか入れないのだけど……」
「すいません、実はグレモリー先輩に話がありまして……」
「私に……?」
「いや正しく言えば……『悪魔』の貴方達に話があります」
俺がそう言った瞬間木場が剣を出して姫島先輩が手に雷を放ちだした。
「……貴方、私達の事を……」
「ええ知ってますよ、貴方達が悪魔だって事を、そして三大勢力や裏の事情もね……」
俺はアーシアを背中に隠しながら話を進めていく。
「取りあえず先ずは話し合いをしませんか、俺の事をどうこうするかはその後に決めればいいでしょう」
「……分かったわ、朱乃、祐斗、武器を下ろしなさい」
先輩がそう言うと姫島先輩と木場はそれぞれの武器をしまう。さてここからだ、どうやって話をもっていこうか。
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ーーー
「紅茶です」
「ありがとうございます」
「あ、ありがとうございます」
ソファーに座った俺とアーシアに姫島先輩が紅茶を出してくれた、お、これは美味いな。
「それで兵藤君、貴方は何が目的なの?」
「そうですね、俺がここに来た理由はしいて言うなら後輩を助けるためですかね」
「後輩を?もしかして小猫の事かしら?」
「ええ」
俺は小猫ちゃんにライザーとの件について聞いたことを話した。
「小猫、貴方部外者にこのことを話したの!?それは……」
「おっと小猫ちゃんを責めないでください、俺が無理を言って聞き出したんですよ」
「先輩……」
小猫ちゃんが先輩に叱られそうになったのでフォローを出した。
「……まあいいわ、それで兵藤君、貴方は何がしたいの?」
「単刀直入で言えば先輩達の修行の
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