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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第10話 小猫涙の悲願、グレモリー眷属修行開始します!前編
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ら一緒に頑張っていけるとか……そういった気持ちが一番重要だと思うぞ……うん」
くそっ、恥ずかしい……俺がそう思ってると松田達は何やら温かい眼差しを送ってきた。
「何だよその目は……」
「いやー、兵藤って意外とピュアよね」
「はあ?」
「うむ、何だかおっぱいおっぱい言ってる我々が凄く恥ずかしく思える位だ」
「なんつーか、一途って言う奴だな」
「イッセーさんはとっても綺麗な心を持っているんですね!」
『クククッ、何だ、普段はあんなこっぱずかしい口説き文句を言うくせに純真なんだな』
おい止めろって、なんだその視線は!ドライグまで一緒にからかってきやがって!俺は恥ずかしくなって顔を逸らした。
「……イッセー先輩」
不意に俺を呼ぶ声が聞こえたのでそっちを振り返ってみると……
「小猫ちゃん?」
白髪が特徴的な俺の後輩である塔城小猫ちゃんが屋上の入り口に立っていた、だがその表情はとても暗かった。
「こ、小猫ちゃん!?本物の小猫ちゃんだ!」
「これがイッセーの加護なのか!まさか本当に小猫たんに会えるなんて!」
小猫ちゃんを見た瞬間松田と元浜が騒ぎ出した、特に元浜のテンションは鰻登りになっている、ロリコンだって聞いていたがここまでとは……
「……」
「桐生さん?」
桐生だけは何か神妙そうな表情で小猫ちゃんを見ていた、そんな桐生を見てアーシアも首を傾げる。
「あの小猫ちゃん、俺松田って言うんだ!良かったら一枚写真を……いてぇ!?」
「こ、小猫たん!俺は元浜といいます、前からお近づきになりたかった……ぐぉ!?」
桐生が立ち上がり松田と元浜の耳を引っ張る。
「な、何すんだよ桐生!?」
「はいはいそこまでよ、見たところ塔城さんは兵藤に用があるみたいだし私達は退散するわよ」
「そうはいくか!ようやく小猫たんと話せるチャンスが……!」
桐生は文句を言う二人を連れて屋上から去っていった。
「あの先輩、今の方達は……」
「いや何というか気を使わせてしまったみたいだな」
今度桐生には何かお礼をしないといけないな。
「で小猫ちゃんは俺に用かい?何やら深刻そうな話みたいだが」
「えっと、私もいないほうがいいですか?」
「いえ、アーシアさんもいてください、悪魔についての話ですから……」
「分かった、話してくれ」
俺とアーシアは二人で小猫ちゃんの話を聞くことにした。
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ーーー
「……という訳なんです」
「なるほどな」
小猫ちゃんから聞いた話を纏めるとグレモリー先輩が自らの許嫁である
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