火砲・ミサイル解説解説(日本編)その1
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響センサーの代わりに、精度の高い小型ミリ波シーカーを採用した全天候タイプである。更に「ブロックIII」と呼ばれる新型ミサイルの開発が続けられている(最大射程は170km程度)。
これはイラクや北朝鮮にあるような地下施設や、硬目標を破壊するための地中侵徹弾頭タイプだという。また、最大射程を500km級に拡張した「ブロックIIIB」の開発も予定されている。
「装輪155mmりゅう弾砲」(84両)
全長:約11m
全幅:約2.5m
全高:約3.4m(乗員室上面まで)3.90m(武装ステイション含む)
全備重量:33.5t
乗員:4名(操縦士1名・操作要員3名)
最大速度:70km/h
航続距離:500km
主武装:52口径155mm榴弾砲(40発)
有効射程:30km(標準榴弾)45km(RAP弾)
副武装:12.7mm重機関銃M2(1200発)
発射速度:8-9発/分(持続射撃)3発/15秒(バースト射撃)
装輪155mmりゅう弾砲は、防衛省が開発した装輪式自走榴弾砲である。陸上自衛隊の野戦特科部隊が装備するFH70 155mmりゅう弾砲の後継として開発された。射撃及び陣地変換の迅速化や戦術及び戦略機動性の向上を図るため、FH70のような牽引式に替えて装輪式自走砲とし、低コスト化のために、99式自走155mmりゅう弾砲の砲部と重装輪回収車の車体部を活用した。また、火力戦闘指揮統制システム(FCCS)や観測ヘリコプター等と高度にネットワーク化した。
搭載砲は99式自走155mmりゅう弾砲に登載されている155mm52口径榴弾砲で、排煙器(エバキュエーター)については排煙の戦闘室への逆流の対策をする必要が無くなったため取り外されている他、砲身の基部には大型の駐退復座装置が備わっている。荷台部分に155mm52口径榴弾砲を搭載した砲塔を搭載している。
この砲塔は自動装填装置によって完全に無人化されており、
砲塔に搭載された砲弾と発射薬の装填作業と射撃は、すべてキャビンからの指示と操作に基づいて自動的に機械が行う。
そのため、数分で何十発もの砲撃が可能となっている。これは生存率上昇に繋がっている。
この兵器の利点は、まず従来型の自走榴弾砲は重量が25t〜45t前後であるのに対して、これは17.7tと2/3〜1/2以下にまで大幅な軽量化を実現したため、C-130ハーキュリーズやC-2などの中型輸送機による空輸を可能とし、
緊急展開部隊への配備を容易なものとした。布陣や撤収に要する時間も1分と短い。また、一般に装輪式車両は装軌式と比較して安価であるが、装輪155mmりゅう弾砲車体に既存のトラックを利用することで調達費や整備維持費のさら
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