火砲・ミサイル解説解説(日本編)その1
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遠隔操作による自動標定、自動照準、
自動装填、自動発射が可能とされる。従来は有線電話を介して音声で伝えられたりしていた諸元が、データリンクを介して瞬時に伝わるようになるのである。
砲塔上面前部右側には固定式のペリスコープの突起と、パノラマ式照準眼鏡の格納塔を突き出すための小ハッチがあるため、ここに照準手(砲手)が搭乗するものと思われる。その後方には12.7mm重機関銃M2の銃架が取り付けられたハッチがあり、ここが砲班長(車長)席と思われる。反対の左側のハッチ下には、砲手(装填手)が搭乗するものと思われる。
操縦手席は車体前部右側にあり、前部左側は機関室となっている。
ちなみに榴弾の着発有効区域は
「81mm迫撃砲」縦深:15m横幅;20m大破片の飛翔距離:130m
「105mm榴弾砲」縦深:20m横幅:30m大破片の飛翔距離:175
「120mm迫撃砲」縦深:20m横幅:35m大破片の飛翔距離:250m
「155mm榴弾砲」縦深:30m横幅:45m大破片の飛翔距離:355m
「203mm榴弾砲」縦深:30m横幅:75m大破片の飛翔距離:475m
「203mm自走りゅう弾砲」(120両)
種別:自走砲
全長:10.7m
全幅:3.1m
重量:28.35t
乗員数:5名(+8名)
主武装:M201A1 203mm 37口径榴弾砲(4発)
装甲厚:12.7mm
最高速度:40km/h(不整地)
エンジン:デトロイトディーゼル8V-71T
2ストロークV型8気筒液冷スーパーチャージド・ディーゼル
航続距離:530km
M110 203mm自走榴弾砲は、アメリカ合衆国で1950年代に開発された203mm榴弾砲 (8インチ砲) 装備の自走榴弾砲である。
同時に開発されたM107 175mm自走カノン砲は共通の車台を使用し搭載砲が異なる兄弟車種である。
M107との車体の共通化の要求に加えて、
航空機で空輸する事を考慮されているため非常に小型に設計されている。走行装置はM113装甲兵員輸送車の設計を流用したものだ。
体前部左側に機関部があり、中央部から後部にかけて砲を剥き出しのまま搭載している。そのためNBC防護などは考慮されていない。車体が小型であるため、弾薬は2発しか搭載できず、射撃に必要な13名の要員のうち8名は随伴する弾薬輸送車輌に搭乗している。
このため自走砲架とも呼ばれる。発射時の反動から車体を固定するため、車体後部には大型の駐鋤が装備されている。
日本ではM110A2を採用して1983年からライセンス生産が行われ、1984年度末から「203mm自走りゅう弾砲」の名称
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