火砲・ミサイル解説解説(日本編)その1
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が1mずれるため、
照準手には高い練度が必要とされる。
運用、整備の容易さと価格の安さから陸上自衛隊でも155mm榴弾砲M1と105mm榴弾砲M2A1の後継として、155mmりゅう弾砲の名で制式採用されており、
開発国での制式名FH70を略称としている。1983年以来、
三菱グループに所属する日本製鋼所によるライセンス生産によって配備され、
現在の陸上自衛隊の主力火砲の位置に付いている。
同火砲を採用した国の中でも陸上自衛隊は最も調達数が多く、現時点では500門を配備している。しかし、導入開始から30年近く経過しており、旧式化しているため火砲定数削減と合わせて順次退役が進められている。これに伴い防衛省は2013年度からFH70の後継となる装輪式の火力戦闘車の開発を行った。しかし、配備は未だ進んでおらず、
しばらくは採用が継続しそうだ。
「96式自走120mm迫撃砲」(200両)
種別:自走迫撃砲
全長:6.7m
全幅:3m
重量:23.5t
乗員数:5名
主武装:120mm迫撃砲 RT(60発)
副武装:12.7mm重機関銃M2(1200発)
最高速度:60km/h(不整地)
エンジン:デトロイトディーゼル8V-71T
2ストロークV型8気筒液冷スーパーチャージド・ディーゼル
航続距離:500km
96式自走120mm迫撃砲は、陸上自衛隊の迫撃砲を装軌車として自走砲化したものである。陸上自衛隊唯一の機甲師団である北海道の第7師団では、装甲化されている普通科(歩兵)部隊に追従する必要上、
迫撃砲部隊も機甲化されており、従来は60式装甲車の派生型である60式自走107mm迫撃砲及び60式自走81mm迫撃砲が配備されていた。
しかし、60式は制式化から30年以上が経過し、老朽化が著しいことから、普通科重迫撃砲中隊に配備が始まっていた120mm迫撃砲 RTを搭載する自走迫撃砲が開発されることになった。
車体は日立製作所が生産を行っている。
シャーシは92式地雷原処理車からの流用であり、73式装甲車・87式砲側弾薬車ともコンポーネントを共有している。配置は、前部左側が機関室、右側が操縦士席となっており、操縦士席の後方に車長席がある。車体後方は戦闘室となっており、主兵装である120mm迫撃砲を搭載する。
操縦室の最前部には操縦手席があり、
その後方には車長(砲班長)席が設けられている。車長席の後方は、戦闘室に続く通路となっている。本車の乗員は車長、操縦手、砲操作員3名の合計5名となっている。車体後部は主武装である120mm迫撃砲と砲操作員、弾薬等を収容する戦闘室となっている。戦闘室上面の
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