第10話:ドラゴン対決!勝vsモルトっ!(後編)
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動!《破壊者 シュトルム》をバトルゾーンに!」
勝は《ジャジャーン・カイザー》でシールドを攻撃するも、そのシールドがS・トリガークリーチャー《破壊者 シュトルム》だった。
「コイツはバトルゾーンに出た時、相手のパワーが6000以下になるように好きな数選び、破壊できる!2体の《コッコ・ルピア》と《ボルシャック・ルピア》の3体を破壊っ!」
「だ・か・らぁ!それがどうしたって言うんですか!?」
「っ……!?」
勝の叫びにモルトは後ずさる。確かにS・トリガーで出た《シュトルム》だけでは現状を打破できない。
(後の3枚の内、1枚でもトリガーが出なければ…)
「モルトが…負ける!?」
「あぁ。この状況でS・トリガーが出なければ、モルトは確実に負ける」
「そんな…!?」
龍牙の意外な言葉にアイラは驚いてしまった。
「…だが、一つだけ、可能性はある」
「それって、モルトがトリガーを引ければ勝てるって話?」
「………」
アイラの問い掛けに龍牙は首を振り否定する。それを見たアイラはどう言うことなのか、頭に?なマークを浮かびながら疑問に思っていた。
(…だが、これは賭けだ。一様、手札にアイツ≠ヘ来てるが問題は山札の上≠セ。できればトリガーが出てくれば、まだチャンスはある)
「《キング・ボルシャック》でT・ブレイクッ!」
「ッ!」
1枚ずつシールドの中を確認するが1枚もトリガーがなかった。
「これで終わりです!《ボルシャック・大和・ドラゴン》でモルトさんにダイレクトアタックッ!」
勝の指示に《ボルシャック・大和・ドラゴン》は右手で左腰に納めている刀を引き抜き、翼を広げてモルトに襲い掛かった。
「モルトっ!」
それを見たアイラはモルトに叫んだ。
「……………フッ」
「!?」
《ボルシャック・大和・ドラゴン》が刀を振り下ろした瞬間、モルトはニヤリと笑みを出しながら、右手を前に出した。
それを見た勝は何のつもりなのか、驚いていた。
「革命0トリガー!」
「っ、そのカードは!?」
勝はモルトが左手から出したカードを見て驚いてしまった。
何故なら、そのカードは……―――
「《ボルシャック・ドギラゴン》っ!!」
―――ドラゴンを超えたボルシャック、《ボルシャック・ドギラゴン》だった。
「コイツは自分の山札の上を捲って、それが進化ではない火のクリーチャーなら、そのクリーチャーをバトルゾーンに出して、そのクリーチャーの上にコイツをバトルゾーンに出せるっ!」
「何をするかと思えば、最後は結局、運頼み≠ナすか?」
「あぁ!そしてオレは引く!勝!お前にデュエマの楽しさを思い出させてやるっ!」
「やれ
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