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FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
水着DAY
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いると、ウェンディとシェリアからそんなことを言われ目を開けてみる。そこから見えた人たちの姿を確認すると、青や黄色といった色とりどりの水着を着た女性たちの姿が目に入った。

「うわぁ!!二人とも教えちゃダメだよ!!」
「ソフィアの好きにはさせられないもん!!」
「ねぇ」

後ろから抱き付いてきていた銀髪の少女が二人の天空の魔導士にそう言うが、少女たちは互いに顔を見合わせて悪びれることなく話をしている。ありがとう、本当に助かったわ。

「とりゃあ!!」
「きゃああ!!」

ソフィアの腕を掴み一本背負いで前方へと投げ出す。抱き付いていた彼女はなす統べなく投げ飛ばされ、倒れ込むように転がっていた。

「いった〜、シリルちゃん容赦無さすぎぃ」

完全に着地に失敗し、受け身を取ることもできていなかったはずなのに、ケガをした様子もなく上体を起こす。体が柔らかいって言ってたから、それがケガ予防に繋がってるんだろうか。

「ケガしちゃったらどうす・・・」

頭を抑えながら立ち上がったソフィア。文句をいい続けていた少女はある少女たちの姿を見ると、発し続けていた言葉を止める。

「あら?久しぶりね」
「僕たちの事わかる〜?」

その少女たちとは人の姿になっているシャルルとセシリー。彼女たちは初めて見るその姿に彼女がどんな反応をするのかを今か今かと待っているようだった。

「何この子たち可愛いぃ!!」
「「きゃあああああ!!」」

だが、ソフィアの反応は皆が予想したものそのままだった。つり目の美少女とタレ目の美少女がいるとなると、こいつならすぐに飛び付くだろう。シャルルとセシリーは被害にあったことがなかったから、予想できなかったんだろうな。可哀想に。でもありがとう、できることならそのまま彼女の餌食になってくれ。

「コラ!!離しなさい!!」
「ソフィアの手つきエロすぎ〜!!」

お尻やら胸やらを揉みしだいている少女を引き剥がそうと奮闘する白髪っ子と茶髪っ子だが、さすがはソフィア。抵抗する相手の扱いにも慣れており、全然離される気配がない。

「遠目から見るとすごいね、こいつ」
「シャルルとセシリーも大変だね」

さっきのウェンディとシェリアの声が聞こえていたようで、隠していた目を解放してシャルルとセシリーが触られているのを見ているレオンとラウル。ウェンディとシェリアも彼女たちがされるがままなのを見ているが、助けようとは決してしない。だって彼女たちも助けてくれたことがないから。

「ウェンディ!!助けてよ!!」
「シリル〜!!ヘルプ〜!!」

体から力が抜けてきて崩れかけている猫耳少女たちは手を伸ばし、必死に助けを求めてくる。

「頑張れ!!お姉ちゃん!!」
「お姉ちゃんたちなら大丈夫だよ!
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